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J-GLOBAL ID：201602272115487147   整理番号：16A0834455

イオン液体|水界面における酸化還元反応を利用する金の樹枝状ナノファイバーの合成: 粘度とナノ構造の相関の検討

著者 (4件)： 柿並達也 (京都大学大学院工学研究科物質エネルギー化学専攻) ,  西直哉 (京都大学大学院工学研究科物質エネルギー化学専攻) ,  天野健一 (京都大学大学院工学研究科物質エネルギー化学専攻) ,  作花哲夫 (京都大学大学院工学研究科物質エネルギー化学専攻)
資料名： 分析化学
巻： 65  号： 3  ページ： 157-161(J-STAGE)  発行年： 2016年03月05日 
JST資料番号： F0008A  ISSN： 0525-1931  CODEN： BNSKAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 粘度差及びイオン液体(IL)構成イオンキャッピングによる異方成長を検討するために,増粘ジクロロメタン(DCM)|水(W)界面や疎水性ILのDCM溶液|W界面において金の析出実験を行った。その結果,異方性の高い金ナノ構造の合成には液液界面を成す2液の大きな粘度差とIL構成イオンの金表面へのキャッピングの二つが重要であることが分かった。また樹枝状構造の発現にはIL構成イオンによる界面構造が必要であることが示唆された

シソーラス用語： *界面 ,  *イオン液体 ,  *酸化還元反応 ,  *ナノファイバ ,  *樹枝状結晶 ,  *粘度 ,  *ナノ構造 ,  金 ,  ポリ塩化ビニル ,  現象 ,  脂肪族塩素化合物
準シソーラス用語： *油水界面 ,  増粘

著者キーワード (7件)： electrodeposition ,  ionic liquid ,  water interface ,  oil ,  water interface ,  nanowire ,  nanoparticle

分類 (2件)： 液-液界面  (CB12030F) ,  金属の結晶成長  (BK13030M)

物質索引 (1件)： ジクロロメタン

引用文献 (30件)：

• 1) S. E. Lohse, C. J. Murphy : Chem. Mater., 25, 1250 (2013).
• 2) N. Li, P. Zhao, D. Astruc : Angew. Chem. Int. Ed., 53, 1756 (2014).
• 3) M. Brust, M. Walker, D. Bethell, D. Schiffrin, R. Whyman : J. Chem. Soc., Chem. Commun., 1994, 801.
• 4) Y. Cheng, D. Schiffrin : J. Chem. Soc., Faraday Trans., 92, 3865 (1996).
• 5) C. Johans, R. Lahtinen, K. Kontturi, D. Schiffrin : J. Electroanal. Chem., 488, 99 (2000).

タイトルに関連する用語 (9件)： イオン液体 ,  水 ,  界面 ,  酸化還元反応 ,  金 ,  ナノファイバー ,  粘度 ,  ナノ構造 ,  相関