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J-GLOBAL ID:201602272150917740   整理番号:16A1007920

フラボングリコシドジオスミンとその酸化バナジウム(IV)錯体の抗酸化作用,抗癌作用及び機能的研究 ウシ血清アルブミンとの相互作用

Antioxidant, anticancer activities and mechanistic studies of the flavone glycoside diosmin and its oxidovanadium(IV) complex. Interactions with bovine serum albumin
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巻: 24  号: 18  ページ: 4108-4119  発行年: 2016年09月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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柑橘類で発見された天然抗酸化剤フラボノイドジオスミンはその構造的特徴のため他のフラボノイドよりも低い抗酸化特性と肺腫瘍(A549)及び乳房腫瘍(T47D,SKBR3およびMDAMB231)細胞株に対し低細胞毒性である。抗癌作用はフラボノイドと化バナジウム(IV)イオンで形成された金属錯体によって改善される。この新規錯体[VO(dios)(OH)3] a5・6H2O(VOdios)を合成し,固体及び溶液状態で特性化した。ジオスミンの糖部分と金属イオンの相互作用は,抗酸化作用は改善されなかった。しかし,ヒト肺A549および乳房T47D,SKBR3およびMDAMB231腫瘍細胞株での細胞死滅効果は錯体形成によって増強された。ヒト肺癌細胞株に対する抗増殖効果は,細胞ROS形成および細胞質凝縮の増加を伴った。乳癌細胞株では,カスパーゼ3/7活性化,ミトコンドリア電位低下およびROS形成をもたらさなかった。したがって,カスパーゼおよび酸化ストレス非依存様式でのの非アポトーシス細胞死を示唆する。蛋白質結合能力を,ウシ血清アルブミン(BSA)をモデル蛋白質として用い,錯体存在下でのトリプトファン蛍光消光によってモニターした。両化合物はin vivoでの分布と輸送が可能で,錯体は強い結合親和性を示し,水素結合および高いファンデルワールス力の寄与を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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ピランの縮合誘導体  ,  第3族元素の錯体  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
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