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J-GLOBAL ID:201602272345597129   整理番号:16A1390957

異なる遺伝的背景を有するトランスジェニックBt(Cry1Ab/Ac)イネ系統は,無農薬環境下で優れた栽培特性を示す

Transgenic Bt (Cry1Ab/Ac) rice lines with different genetic backgrounds exhibit superior field performance under pesticide-free environment
著者 (11件):
資料名:
巻: 193  ページ: 117-122  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Cry Bacillus thuringiensis(Bt)遺伝子を有するトランスジェニックイネは,数十年前に開発された。トランスジェニックイネの性能,特に収量および耐性は,商業生産の前に慎重に評価されなければならない。本研究では,無農薬圃場環境下で,異なる遺伝的背景を有する新たに育種したトランスジェニックBt(Cry1Ab/Ac)イネ系統の収量および耐性性能を初めて検討した。トランスジェニックBt(Cry1Ab/Ac)イネ系統は,高い耐虫性および優れた栽培特性を示し,それぞれの非Bt対照系統に対して9.1%~38.0%の明白な収量における利点をもたらした。Bt蛋白質含有量(BTC)は,異なる年のBt(Cry1Ab/Ac)イネ系統間で類似していたが,Bt(Cry1Ab/Ac)イネ系統の茎よりも葉において含有量はかなり高かった。Bt(Cry1Ab/Ac)イネ系統の異なる遺伝的背景は収量の優位性に影響したが,抵抗性およびBTCには影響しなかった。結果から,Bt(Cry1Ab/Ac)イネ系統は無農薬環境下で遺伝的背景にかかわらず明らかな収量上の利点と高い抵抗性を獲得したことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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稲作  ,  作物の品種改良  ,  植物生理学一般 

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