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J-GLOBAL ID:201602273083540185   整理番号:16A0579105

陽電子消滅寿命分光法を利用した階層的ゼオライトにおける孔構造の評価 機器/形態側面

The assessment of pore connectivity in hierarchical zeolites using positron annihilation lifetime spectroscopy: instrumental and morphological aspects
著者 (8件):
資料名:
巻: 18  号: 13  ページ: 9211-9219  発行年: 2016年04月07日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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最近の研究はゼオライトにおける階層的孔ネットワークの結合性と対応有効性を特性化する陽電子消滅寿命分光法(PALS)能力を示した。これは,マイクロ孔骨格内で生成したオルソポジトロニウム(Ps)の真空(チャンバ)への部分的漏れに基づく。ここでは,この方法を更に開発するため,陽電子注入エネルギーや,ゼオライト結晶サイズ/粒子形態の影響を評価した。高速陽電子を用いる一般的測定と減速陽電子を応用するビーム測定は共に,単結晶や結晶凝集体から成る純粋なマイクロ多孔性ZSM-5ゼオライトを容易に識別した。しかし,ビーム測定と異なり,一般的測定は開放や収縮メソ孔を持つモデル階層的ゼオライトの判別に失敗した。これらの観察結果の合理的説明を数段階で行った。Ps拡散のPALS応答への主な寄与を,オルトケイ酸テトラエチルによるゼオライト結晶外面保護(マイクロ孔ネットワークに対する感度を大幅に増強する)により確認した。ゼオライト結晶からのPsの外部拡散を予測する一次元モデルを構成し,種々のサイズの棺型単結晶の比較により実験で確認した。高速と減速陽電子応用で予想される傾向の計算では,結晶レベルでのPs初期分布差異がメソ孔構造に対する前者の限られた感度を説明できないことを示した。代って,サンプル内の高速陽電子のより大きな透過が,ゼオライト結晶外面と繋がったメソ孔への結晶間ボイドからのPs再入確率を増大させ,それにより部分的漏れを減らすことを提案した。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
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合成鉱物  ,  その他の無機化合物の結晶構造  ,  放射線化学一般  ,  分光分析 
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