文献
J-GLOBAL ID:201602273106991359   整理番号:16A1196723

CaO-SiO2-TiO2-B2O3ガラスにおける短範囲および中範囲構造秩序化

Short-range and Medium-range Structural Order in CaO-SiO2-TiO2-B2O3 Glasses
著者 (4件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 752-758(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本調査は,CaO-SiO2-TiO2-B2O3ガラスにおける短範囲および中範囲構造秩序化の深い洞察を提供することであった。種々の調査から,4つの技術,FTIR,Raman,XPSおよびNMRを同時に採用し,スペクトルから示された直接の証拠のみを構造解析に用いた。FTIRとRamanスペクトルが,主たるケイ素関連ユニットはQ0(Si),Q1(Si),Q2(Si)およびQ3(Si)で,Raman当てはめの結果が,B2O3添加はQ0(Si)およびQ2の代償としての(Si)Q1(Si)およびQ3(Si)の増加をもたらし,これによって多結晶化の程度(DOP)の増加を誘起することを明らかにした。向上したDOPは一般的にネットワーク中の非架橋酸素のより低い量を暗示し,これは01s XPS当てはめによってさらに示された。その上,11B NMRスペクトルが,主たるホウ素関連基は,BO4四面体形成BO4(1B,3Si)およびBO4(0B,4Si)だけでなく,BO3三角形形成環と非環状BO3であることを示した。さらに,B2O3量の増加はBO4(0B,4Si)に対するBO4(1B,3Si)およびBO3三角形に対するBO4四面体の比率を促進し,これはガラス中のNBO,BO4四面体およびBO3三角形の間の平衡反応の発生を疑うこと無く同定することが明瞭になった。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ガラスの性質・分析・試験 
引用文献 (40件):
  • 1) J. Couzin: Science, 309 (2005), 83.
  • 2) P. I. K. Onorato and D. R. Uhlmann: J. Non-Cryst. Solids, 22 (1976), 367.
  • 3) Y. D. Yiannopoulos, G. D. Chryssikos and E. I. Kamitsos: Phys. Chem. Glasses-Eur. J. Glass Sci. Technol. Part B, 42 (2001), 164.
  • 4) R. E. Youngman: Science, 345 (2014), 998.
  • 5) Z. W. Wu, M. Z. Li, W. H. Wang and K. X. Liu: Nat. Commun., 6 (2015), 6035.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る