文献
J-GLOBAL ID:201602273123076977   整理番号:16A1258144

miR-29bはCDK6を標的とすることにより骨肉腫細胞の増殖と遊走を抑制する【Powered by NICT】

MiR-29b suppresses the proliferation and migration of osteosarcoma cells by targeting CDK6
著者 (10件):
資料名:
巻:号:ページ: 434-444  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2859A  ISSN: 1674-800X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
骨肉腫は最も多くみられる骨の原発性肉腫であり,青年および若年成人における癌死の主要な原因である。しかし,骨肉腫発癌の根底にある分子機構は十分に理解されていない。最近,サイクリン依存性キナーゼ6(CDK6)は重要な癌遺伝子として同定された。CDK6mRNAレベルよりもむしろ,CDK6蛋白質レベルは正常隣接組織に比べて骨肉腫組織で非常に高いことを認め,そのことは骨肉腫におけるCDK6調節に関与する転写後機構を示した。miRNAは転写後レベルで遺伝子発現を抑制する低分子非コードRNAであり,広く多くのヒト癌で重要な役割を果たしていることが示されている。本研究では,著者らはバイオインフォーマティクス法を用いたCDK6の新規調節因子としてのmiR 29bの役割を調べた。CDK6は骨肉腫細胞における3’-UTR領域への結合を介してmiR-29bによりダウンレギュレーションされることを示した。さらに,骨肉腫組織におけるmiR-29bとCDK6蛋白質レベルとの間に逆相関を同定した。最後に,骨肉腫細胞におけるCDK6発現のmiR29b駆動抑制の機能を検討した。結果はmiR-29bは増殖とマイグレーション過程におけるCDK6を標的とすることにより骨肉腫の腫瘍抑制因子として作用することを明らかにした。まとめると,著者らの結果は,骨肉腫におけるCDK6の調節におけるmiR-29bのための重要な役割を強調し,将来の骨肉腫治療のための新たな道を開く可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  運動器系の腫よう 

前のページに戻る