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J-GLOBAL ID:201602273124278079   整理番号:16A0607681

ルテチウム(III)アクアイオン:最も重いランタノイド水和錯体

Lutetium(iii) aqua ion: On the dynamical structure of the heaviest lanthanoid hydration complex
著者 (3件):
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巻: 144  号: 20  ページ: 204505-204505-9  発行年: 2016年05月28日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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水溶液中のルテチウム(III)イオンの構造と動力学を,分極性力場分子動力学(MD)により調べた。8重の正四角反柱(square antiprism,SAP)がルテチウム(III)アクアイオンの支配的な配置であることが分っている。それにも関わらず,低率の9重tricapped trigonal prism(TTP)構造に配列した9重錯体も検出されている。4つの異なる温度:277K,298K,423K,632Kの各々に対して6種類の独立なMDシミュレーションを行って,動力学特性を調べた。室温で第1水和殻での水分子の平均滞在時間は,ランタノイド列の中心元素に比べて長くなることが分った。これは,これまでの実験結果と一致する。各温度における水交換運動速度定数とこの過程の活性化エネルギーはMDシミュレーションにより決定した。得られた構造・動力学の結果から,ルテチウム(III)アクアイオンの水交換過程は,SAP水和錯体が9重TTP中間体を通して一時的な構造変化を起こす会合機構で進行すると示唆される。このような結果は,重ランタノイド原子に対して提案された水交換機構と一致する。(翻訳著者抄録)
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分子の幾何学的構造一般 
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