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J-GLOBAL ID：201602273723249841   整理番号：16A0631312

食卓の安全を守る殺菌および検査技術 2.食品殺菌の新技術 2.4 ファインバブルによる洗浄・殺菌技術

Disinfection and Washing by Fine Bubble

著者 (1件)： 中村宣貴 (農業・食品産業技術総合研究機構)
資料名： 冷凍  (Refrigeration)
巻： 91  号： 1065  ページ： 522-526  発行年： 2016年07月15日 
JST資料番号： G0176A  ISSN： 0034-3714  CODEN： RITOA8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 微細気泡を含有する水がもつ特異な機能を利用した洗浄・殺菌の技術を紹介した。初めにファインバブルと呼ばれる直径100μm以下の気泡について,その基礎的な特性と作製方法を説明した。ついでァインバブルを用いた微生物制御として,殺菌性ガスまたは圧壊時に生じるラジカルを利用した殺菌とファインバブルの浮上分離等を応用した洗浄・除菌について述べた。ファインバブルによる殺菌ではオゾンなどの殺菌性ガスが用いられ,洗浄・除菌には空気のファインバブルが用いられている。

シソーラス用語： *気泡 ,  *洗浄 ,  *殺菌 ,  ラジカル ,  浮上法 ,  除菌 ,  旋回流 ,  気液二相流
準シソーラス用語： フリーラジカル ,  *微細気泡

分類 (1件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

引用文献 (41件)：

• 高橋正好:「マイクロバブル,ナノバブルの最近技術」,pp.55-75,シーエムシー出版,東京(2007).
• 安達修二:「フードナノテクノロジー」,巻頭言,シーエムシー出版,東京(2009).
• ナノ・マイクロバブル技術に関する国際標準化報告書:戦略的国際標準化加速事業「国際標準共同研究開発事業」,(2013).
• 小林大祐:化学工学論文集,37(4),291(2011).
• 柘植秀樹:「マイクロバブル・ナノバブルの最新技術II」,pp.6-9,シーエムシー出版,東京(2007).

タイトルに関連する用語 (5件)： 食卓 ,  殺菌 ,  食品 ,  ファインバブル ,  洗浄・殺菌