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J-GLOBAL ID：201602274258822057   整理番号：16A1293807

蛍光コレステロール-ポリエチレングリコール共役の細胞内運命: 優れた血漿膜造影剤

Subcellular Fate of a Fluorescent Cholesterol-Poly(ethylene glycol) Conjugate: An Excellent Plasma Membrane Imaging Reagent

著者 (5件)： CHEN Xiaokai (Southeast Univ., Nanjing, CHN) ,  ZHANG Xiaodong (Southeast Univ., Nanjing, CHN) ,  WANG Hong-Yin (Southeast Univ., Nanjing, CHN) ,  CHEN Zhan (Univ. Michigan, Michigan, USA) ,  WU Fu-Gen (Southeast Univ., Nanjing, CHN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 32  号： 39  ページ： 10126-10135  発行年： 2016年10月04日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コレステロール含有蛍光ポリエチレングリコール共役,Chol-PEG-FITCの膜固定,細胞内部移行,細胞内分布,細胞毒性について,系統的に研究した。Chol-PEG-FITCと血漿膜との相互作用は,自己組織化構造(ミセル)からコレステロール露出構造への高分子の分解に関連し,高分子の膜固定能を活性化して,優れた血漿膜造影を実現する。Chol-PEG-FITCの膜汚染性能は,DiDやCellMaskなどの市販の血漿膜汚染剤より優れている。また,Chol-PEG-FITCは,50μM以下の濃度ではMCF-7細胞に毒性ではないことを見出した。優れた血漿膜汚染性能とともに,Chol-PEG-FITCの無視できる毒性は,これを有望な血漿膜造影剤として使用可能とする。さらに,Chol-PEG-FITC分子の細胞表面付着と細胞内取込みプロセスは,脂質ラフト依存性であることを見出した。

シソーラス用語： 蛍光 ,  ポリエチレンオキシド ,  共役 ,  *血漿 ,  *造影剤 ,  細胞毒性 ,  自己組織化 ,  ミセル ,  表面 ,  脂質ラフト ,  ステロール ,  脂環式アルコール
準シソーラス用語： ポリエチレングリコール ,  ラフト ,  細胞表面 ,  膜汚染

分類 (1件)： 診断用薬の基礎研究  (GW20010P)

物質索引 (1件)： コレステロール

タイトルに関連する用語 (7件)： 蛍光 ,  コレステロール ,  ポリエチレングリコール ,  共役 ,  血 ,  漿膜 ,  造影剤