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J-GLOBAL ID:201602274268462187   整理番号:16A0742443

超高圧下でのH2Sの200K-超伝導相の構造と組成: ペロブスカイト(SH-)(H3S+)

Structure and Composition of the 200 K-Superconducting Phase of H2S at Ultrahigh Pressure: The Perovskite (SH-)(H3S+)
著者 (10件):
資料名:
巻: 55  号: 11  ページ: 3682-3684  発行年: 2016年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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超高圧(>110GPa)において,H<sub>2</sub>Sは約200KのT<sub>c</sub>で超伝導性の金属相に変換され,その超伝導相は分解反応3H<sub>2</sub>S→2H<sub>3</sub>S+Sの結果として体心立方H<sub>3</sub>S(Im<span style=text-decoration:overline><sub>3</sub></span>m,a=3.089A)であると提案されていた。H<sub>2</sub>SとH<sub>2</sub>Oとの類似から全く異なる結論に至った。水のよく知られているH<sub>3</sub>O<sup>+</sup>とOH<sup>-</sup>への分解は圧力下で数桁増加する。圧力下のH<sub>2</sub>Sは,ペロブスカイト構造(SH<sup>-</sup>)(H<sub>3</sub>S<sup>+</sup>)を導く2H<sub>2</sub>S→H<sub>3</sub>S+SH<sup>-</sup>の分解プロセスで同様に挙動すると予測される。この相は,各A部位(S<sub>8</sub>立方体の中心)のSH<sup>-</sup>イオンを伴ったコーナー共有SH<sub>6</sub>八面体で構成される。DFT計算によって,ペロブスカイト(SH<sup>-</sup>)(H<sub>3</sub>S<sup>+</sup>がH<sub>3</sub>SのIm<span style=text-decoration:overline><sub>3</sub></span>m構造に比べ熱力学的により安定であることが示され,A部位の水素原子がT<sub>c</sub>においても流動的であろうことが示唆される。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の無機化合物の結晶構造  ,  硫黄とその化合物 
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