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J-GLOBAL ID:201602274349792480   整理番号:16A0590532

海水中のナノモルレベルの溶存有機および無機リンを現場で選択的に分析するためのリジン表面改質Fe3O4@SiO2@TiO2ミクロスフェアに基づく予備濃縮および光触媒

Lysine surface modified Fe3O4@SiO2@TiO2 microspheres-based preconcentration and photocatalysis for in situ selective determination of nanomolar dissolved organic and inorganic phosphorus in seawater
著者 (8件):
資料名:
巻: 224  ページ: 48-54  発行年: 2016年03月01日 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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海水中のナノモルレベルの溶存有機リン(DOP)および溶存無機リン(DIP)を選択的に分析するための新たな感度が良く迅速な分光光度法を提案した。Fe3O4@SiO2@TiO2(FST)のミクロスフェアをリジンで表面改質(FST-Lys)し,固相吸着剤,光触媒,およびセンサとして使用した。リジンで表面改質後,FSTのpH曲線対ゼータ電位を逆にすることができ,その後,海水中のDIPアニオンの98.1%がわずか30分間攪拌後,天然海水のpH値(8.1-8.3)で,FST-Lys(1.2mg/ml)上に電気的引力によって特異的に吸着された。吸着されたDIPは,電気的反発のために塩酸溶液(pH4.0)で溶出することができた。したがって,DOPの酸加水分解を抑制することができ,DIPの分析への影響を回避することができた。DIPは,リンモリブデンブルー法により分光光度的かつ選択的に分析することができた。UV照射後,DOPはFST-LysによってDIPに光分解し,溶存したリン(すなわち,DIPおよびDOP)の総濃度を分析することができ,その後,DOPの濃度を算出することができた。FST-Lysは10回実行した後も大きな減少もなく,吸着および触媒活性を維持しながら,外部磁場を印加することにより再利用することができた。高感度(1.42nmol/Lの検出限界),広い直線範囲(3.0-1200nmol/L),および選択的な分析を有する提案した方法は,南シナ海と台湾海峡でのDIPとDOPの現場での測定に首尾よく適用された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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固-液界面  ,  分光分析  ,  光化学一般  ,  吸着剤 
物質索引 (1件):
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