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J-GLOBAL ID：201602275554733976   整理番号：16A1361795

固定発生源周辺における大気中揮発性有機化合物(VOCs)濃度

著者 (9件)： 神田康弘 (広島市衛研) ,  細末次郎 (広島市衛研) ,  原田敬輔 (広島市衛研) ,  加藤寛子 (広島市衛研) ,  吉森雅弘 (広島市衛研) ,  宮野高光 (広島市衛研) ,  村野勢津子 (広島市衛研) ,  福田裕 (広島市衛研) ,  坂本哲夫 (広島市衛研)
資料名： 広島市衛生研究所年報  (Annual Report of Hiroshima City Institute of Public Health)
号： 35  ページ： 61-65  発行年： 2016年11月 
JST資料番号： Y0445A  ISSN： 0911-2073  CODEN： HEKNEU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 広島市では,平成9年度より揮発性有機化合物(VOCs)など有害大気汚染物質モニタリング調査(有害モニタリング)を行っている。これまでの調査で,楠那中学校において,トルエンなど発生源の影響が推測される物質の濃度が高い傾向があった。今回,楠那中学校周辺の事業所から大気への排出量が多いとされる3物質(トルエン,キシレン及びエチルベンゼン)に着目し,過去5年間の有害モニタリングの結果をとりまとめた。楠那中学校における3物質の濃度は,有害モニタリングを行っている楠那中学校以外の4地点と比べて高く,全国平均値が公表されているトルエンに関しては,その値を上回っていた。楠那中学校における3物質の濃度上昇を,相関係数,PRTRデータ,追加調査(昼夜別測定)及び風向風速データから解析を試みたところ,昼間の産業活動の影響などにより,調査地点の西~南の方角にある固定発生源から排出された物質が,風によって運ばれてくることが起因していると推察された。(著者抄録)

シソーラス用語： *大気汚染物質 ,  *揮発性有機化合物 ,  *固定汚染源 ,  監視 ,  広島県 ,  アルキルベンゼン ,  風向 ,  風速 ,  大気質試験 ,  *大気汚染
準シソーラス用語： *有害大気汚染物質 ,  大気質モニタリング ,  広島市 ,  キシレン

分類 (1件)： 有害ガス調査測定  (SB03050T)

物質索引 (2件)： トルエン ,  エチルベンゼン

タイトルに関連する用語 (4件)： 固定発生源 ,  周辺 ,  大気中 ,  揮発性有機化合物