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J-GLOBAL ID:201602275583188421   整理番号:16A0932953

C-TiO2を用いるシアノトキシンと水の味と匂い化合物のUV/可視光触媒分解での活性酸素種の役割の評価

Assessment of the roles of reactive oxygen species in the UV and visible light photocatalytic degradation of cyanotoxins and water taste and odor compounds using C-TiO2
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巻: 90  ページ: 52-61  発行年: 2016年03月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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可視光(VIS)光触媒反応は持続可能な水処理プロセスとして大きい能力を有するが,反応経路と有機汚染物質の分解プロセスはまだ明確に定義されていない。数種の属がヒトの健康に有害なシアノトキシンを生成することから,藍藻類の存在は水質問題を起こす。さらに,藍藻類は味と匂い化合物を生成し,飲用水での深刻な官能的問題を生じさせる。シアノトキシンと味と匂い化合物の光触媒分解はTiO2の存在でのUV-A光下で報告されているが,これらの問題化合物のVIS光触媒反応による分解経路について報告した研究は限定的である。この研究の主な目的はVIS光触媒分解プロセスを調べて,関係する活性酸素種(ROS)を定義し,反応機構を説明することであった。VIS下での炭素ドープTiO2(C-TiO2)がシアノトキシン,ミクロシスチンLR(MC-LR)とシリンドロスペルモプシン(CYN)の遅い分解をもたらすが,味と匂い化合物,ゲオスミンと2-メチルイソボルネオールをあまり分解しないことを報告した。さらに,数種の特異的ラジカルスカベンジャー(臭化カリウム,イソプロピルアルコール,アジ化ナトリウム,スーパーオキシドジスムターゼとカタラーゼ)とプローブ(クマリン)を用いて研究を行い,分解プロセスでの各種ROS(ヒドロキシルラジカルラジカル,・OH,一重項酸素,1O2,スーパーオキシドラジカルアニオン,O2・-)の役割を評価した。液体クロマトグラフィータンデム質量分析(LC -MS/MS)による反応中間体の同定とモニタリングによって,VISでのMC-LRとCYNの反応経路をUV-A光触媒処理と比較して明確にした。VIS下での分解プロセスへのスカベンジャーとプローブの影響と同様にVISとUV-A下での生成物分布の違いは,VIS触媒反応での主な種がO2・-で,分解でのラジカル・OHと1O2の役割は小さいことを示唆した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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用水の化学的処理  ,  その他の汚染原因物質 
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