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J-GLOBAL ID:201602275604620279   整理番号:16A0548750

ケイ素に基づくラジカル,ラジカルイオン,ジラジカルおよびジラジカロイド

Silicon based radicals, radical ions, diradicals and diradicaloids
著者 (3件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 1080-1111  発行年: 2016年02月21日 
JST資料番号: D0479B  ISSN: 0306-0012  CODEN: CSRVBR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ラジカルは,多くの化学的および生物学的プロセスにおいて中間体として働く化学種の重要な種類である。大部分のラジカルは,短い寿命を有する。しかしながら,より長い寿命を有するラジカルは,純粋な形で単離し貯蔵することができる。それらは,安定ラジカルと呼ばれている。過去50年の間に,いくつかの安定ラジカルの合成が報告されてきた。近年では,高度に不安定なラジカルが,一重項カルベンの強いσ供与によって,成功裏に安定化された。環状アルキル(アミノ)カルベン(cAAC)は,N-複素環カルベン(NHC)のそれと比べて,より強いσ供与体およびより良いπ受容体とみなされている。本論文において,著者らは,cAACsの現時点では隠されたそして独特の能力を用いてカルベン炭素原子上に安定なラジカル中心を生成するための著者らの結果を,優先して概説する。著者らは,ケイ素原子を含む安定で単離可能なラジカルのための新しい合成ルートの開発に焦点を当てる。すべての化合物は,単結晶X線分析法によって精密に評価された;モノラジカルはEPR分光法によって識別され,そして,ジラジカルの基底状態は磁化率測定および理論計算によって検討された。これらの化合物の多くは,サイクリックボルタンメトリーによって検討され,そして,しばしば電子引抜きまたは付加プロセスによってそれらの対応するラジカルカチオンまたはラジカルアニオンに変換される。それらのいくつかは,安定であり,長い寿命を有しており,それゆえ,単離され,徹底的に特性評価される。短い寿命の持続的なラジカル種については,あまり情報は得られていなかった。ここに,著者らは,そのようなタイプの種のいくつかの例について議論し,そして,溶液中においてどんな種類の化学反応がこれらの短寿命ラジカル種によって開始されるかという点に焦点を当てる。著者らはまた,今までに報告された安定なシリコン中心ラジカルの合成と特性評価についても簡潔に言及する。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
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光化学反応,ラジカル反応  ,  有機けい素化合物  ,  分子の幾何学的構造一般  ,  電子スピン共鳴一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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