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J-GLOBAL ID：201602276541442036   整理番号：16A0729735

ナノワイヤ量子ドットレーザーの室温発振

Lasing in a Single Nanowire with Quantum Dots Operating at Room Temperature

著者 (5件)： 舘林潤 (東大 ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構) ,  岩本敏 (東大 ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構) ,  荒川泰彦 (東大 ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構) ,  岩本敏 (東大 生産技研) ,  荒川泰彦 (東大 生産技研)
資料名： レーザー研究  (レーザー学会誌)
巻： 44  号： 8  ページ： 502-507  発行年： 2016年08月20日 
JST資料番号： X0335A  ISSN： 0387-0200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 集積微細化の進展において,光デバイスのサイズは電子デバイスに比べ数桁以上大きく,レーザ光源の小型化および高性能化が課題となっている。半導体レーザの小型化に向けて,ナノレーザの研究が活発に進められている。中でもナノワイヤレーザは小さい体積でもレーザ発振が可能である。本論文では,ナノワイヤ量子ドットレーザについて紹介した。ナノワイヤ量子ドットの結晶成長,光学特性,積層化などを説明した。ナノワイヤ量子ドットレーザの低温特性を示し,室温でのレーザ発振を説明した。閾値近傍(179μJ/cm²)において,発光強度の急激な増大と狭線幅化を観測した。InGaAs/GaAs量子ドットを有するGaAsナノレーザにおいて,室温発振を実証した。

シソーラス用語： *量子ドットレーザ ,  *ナノワイヤ ,  室温 ,  *レーザ発振 ,  精密化 ,  光学素子 ,  固体素子 ,  光源 ,  小型化 ,  ナノ構造 ,  結晶成長 ,  光学的性質 ,  放射強度 ,  スペクトル線幅 ,  閾値 ,  ヒ化ガリウムインジウム ,  ヒ化ガリウム
準シソーラス用語： ナノレーザ ,  レーザー光源 ,  高性能化 ,  電子デバイス ,  発光強度

分類 (1件)： 半導体レーザ  (BD04070L)

引用文献 (14件)：

• M. H. Huang, S. Mao, H. Feick, H. Yan, Y. Wu, H. Kind, E. Weber, R. Russo, and P. Yang: Science 292 (2001) 1897.
• J. C. Johnson, H.-J. Choi, K. P. Knutsen, R. D. Schaller, P. Yang, and R. J. Saykally: Nature Mater. 1 (2002) 106.
• F. Qian, Y. Li, S. Gradečak, H.-G. Park, Y. Dong, Y. Ding, Z. L. Wang, and C. Lieber: Nature Mater. 7 (2008) 701.
• B. Hua, J. Motohisa, Y. Kobayashi, S. Hara, and T. Fukui: Nano Lett. 9 (2009) 112.
• R. Chen, T.-T. D. Tran, K. W. Ng, W. S. Ko, L. C. Chuang, F. G. Sedgwick, and C. C. Hasnain: Nature. Photon. 5 (2011) 170.

タイトルに関連する用語 (3件)： ナノワイヤ ,  量子ドットレーザー ,  室温