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J-GLOBAL ID:201602276651126705   整理番号:16A1379809

連続鋳造モールド内の溶融鋼の初期凝固のモールドシミュレーター研究:第II報 モールド振動とモールドのレベル変動の効果

Mold Simulator Study of the Initial Solidification of Molten Steel in Continuous Casting Mold: Part II. Effects of Mold Oscillation and Mold Level Fluctuation
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資料名:
巻: 47  号:ページ: 920-931  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: E0411B  ISSN: 1073-5615  CODEN: MTTBCR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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連続鋳造ストランドの表面品質は,鋳型メニスカス近傍での液状鋼の初期凝固と密接に関連しているため,溶鋼初期凝固の挙動をはっきりと理解することは,品質の制御にとって非常に重要である。最終スラブのモールドシミュレータ技術の開発により,凝固したシェルの表面形状,熱流束,シェルの厚さ,モールドレベルの変動,浸透したスラグフィルムの複雑な相互関係を,以前の研究でよく説明できた。第2部として,5つの異なる実験を通して,溶鋼の初期凝固に及ぼすモールド振動周波数,ストローク,および鋳型レベルの変動の影響を調べた。結果は,安定したモールドレベルの場合,振動痕(OMs)はシェル表面上の等間隔の水平窪みを示し,負のストリップ時間(NST)期間中にメニスカス領域の熱流束が急速に上昇し,シェル表面上の各OMsの存在は,熱流束変化率のピーク値に対応する。そうでなければ,リップルや深いくぼみディプレッションなどの波型欠陥の存在によってシェルの表面が明確に定義されず,熱流束の変化はNST期間中は不規則である。モールドレベルの上昇は,より長いピッチおよびより深いOMs形成を導く,逆に,モールドレベルが低下すると,ピッチが短くなり,OMsを浅くする。モールド振動数の増加に伴い,メニスカスにおける低周波熱流束の平均値が増加し,モールド振動ストロークが大きくなると減少する。また,高周波温度と高周波熱フラックスの変動幅は,振動周波数の増加と振動ストロークの減少により小さくなる。Copyright 2016 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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鋳造法,鋳込 

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