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J-GLOBAL ID:201602276932569633   整理番号:16A1363455

ポリ(メタクリル酸メチル)分解の初期段階における酸素の安定化効果

Stabilizing effect of oxygen on the initial stages of poly(methyl methacrylate) degradation
著者 (6件):
資料名:
巻: 123  号:ページ: 1459-1467  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ラジカル重合化ポリ(メタクリル酸メチル)の熱分解における酸素の安定化効果を熱重量分析(TG/DTG)を用いて研究した。酸素の効果に関する不飽和ビニル末端を含むPMMA鎖の分率の影響を詳細に研究しこの事象の性質のさらなる洞察をした。一方で,PMMAの熱分解における酸化窒素(NO)の抑制効果を評価し酸素がどのようにPMMAの熱分解を抑制するかを確かめた。結果から酸素およびNOはPMMAの熱分解に安定効果があることが分かった。酸素は不飽和ビニル末端により開始する分解を完全に抑制するが,NOは分解に対する抑制効果を限定するのみであった。NOの限定抑制効果により実際,酸素がPMMAの熱分解を抑制する過程は不飽和ビニル末端で開始して生じる酸素および高分子ラジカルが結合してより熱安定構造を形成する過程よりさらに複雑であることが示された。さらに,この作用は不可逆で分解の終盤での抑制PMMAの通知加速分解とは無関係であった。Copyright 2015 Akademiai Kiado, Budapest, Hungary Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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高分子の分解,劣化  ,  有機化合物の化学分析 
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