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J-GLOBAL ID:201602278704636141   整理番号:16A1363585

Lactococcus lactisによって発現されるアレルゲンペプチドの粘膜送達は,BALB/cマウスモデルにおけるアレルギー反応を阻害する

Mucosal delivery of allergen peptides expressed by Lactococcus lactis inhibit allergic responses in a BALB/c mouse model
著者 (11件):
資料名:
巻: 100  号:ページ: 1915-1924  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アレルゲン特異的免疫療法は,唯一のアレルギーの治療的処置と考えられているが,その安全度は,常にアレルゲンの免疫学的性状と特性に影響される。組み換えのアレルゲン派生物は,潜在的な治療戦略であるかもしれないが,臨床研究は,高分子派生物がT細胞媒介副作用を避けることができないことを示した。この研究では,最初に,Der p2の主要なT細胞エピトープを含んでいる5つのDer p2由来ペプチド(DPs)を人工的に合成した。Der p2高分子派生物のチリダニ(DM)に比べて,これらのDPsはIgEの結合能力を完全に消失するだけではなく,T細胞反応性も減らし,これらのDPsがよりよい治療的な分子であるかもしれないことを提案した。in vivoでのそれらの応用のためLactococcus lactisを,これらのDPsを発現するために設計し,それらの防御効果をBALB/cマウスモデルにおいて評価した。ウェスタンブロット法は,すべてのDPsが組換菌株で生産できることを示した。これらの菌株による粘膜送達は,特異的IgEと肺炎症反応の減少が特徴で,Der p2感作マウスのDer p2誘起アレルギー反応を阻止できた。これらの防護効果は,血清中の特異的IgG2aと腸間膜リンパ節中の調節性T細胞の増加に関係していた。概して,DP合剤によって引き起こされた抑制効力は,単一のDPより良いが,DMより少し弱かった。これらのDPsは,能動的な予防接種と耐性誘導の有望な候補分子で,このように,アレルギーの治療および予防での非アレルギー性のペプチドの開発を促進することができた。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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バイオアッセイ  ,  免疫反応一般  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 

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