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J-GLOBAL ID:201602279365805789   整理番号:16A1139206

直腸癌患者の長期生存率と周術期血圧との関連性【Powered by NICT】

Association of perioperative blood pressure with long?term survival in rectal cancer patients
著者 (9件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 284-293  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2043A  ISSN: 1000-467X  CODEN: AIZHE4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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背景:いくつかの研究は,高血圧である癌発生率と死亡率に正の関係があることを示唆した。本研究では,周術期の血圧(BP)と直腸癌患者における長期生存転帰の関連を検討した。【方法】本研究は2007年6月と2011年6月間の治癒切除を施行したステージI~III直腸癌の358名の患者のコホートを含んでいた。両術前・術後BPを測定し,患者を分類した(低BP:<120/80mmHg,高BP:≧120/80mmHg)。生存結果は,これら二群間で比較した。一次エンドポイントは,無病生存率(DFS)および癌特異的生存率(CSS)であった。【結果】単変量解析では術前収縮期BP患者は,低術前収縮期BP患者より低い3年DFS(67.2% vs. 82.1%, P=0.041)とCSS率(81.9% vs. 94.8%, P=0.003)を有することを示し,関連はCox多変量解析で有意であった,補正ハザード比1.97[95%信頼区間(CI)=1.08 3.60,P=0.028]と2.85(95% CI=1.00 8.25, P=0.050)と同等であった。同様に,術後評価における,高収縮期BP患者は,単変量分析での低収縮期BP(78.3% vs. 88.9%, P=0.032)の患者より有意に低い3年間のCSS率を示した。さらに,高前および/または術後収縮期血圧は高血圧の病歴,降圧薬の周術期投与および/またはを持たない患者のサブグループにおけるCSSの危険因子を示した。【結論】高術前収縮期BPはCSSとDFS率の独立した危険因子であり,高い手術後収縮期BPは直腸癌患者における低CSS率と有意に関連した。さらに,著者らの結果は,直腸癌患者は周術期ケアにおけるBPコントロールからの生存利益を得る可能性があることを示唆した。しかし,BPとCSSの間の関係とBP管理の標的を決定するために実施すべきである。Data from the ScienceChina, LCAS.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系疾患の治療一般  ,  循環系疾患の薬物療法  ,  循環系の疾患  ,  循環系の臨床医学一般 

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