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J-GLOBAL ID：201602279523063147   整理番号：16A0590483

水熱法によるEr³⁺/Yb³⁺を共ドーピングしたYNbO₄の強いアップコンバージョン発光

Intense up-conversion luminescence of Er³⁺/Yb³⁺ co-doped YNbO₄ through hydrothermal route

著者 (2件)： Hirano Masanori (Department of Applied Chemistry, Faculty of Engineering, Aichi Institute of Technology, Yakusa, Toyota 470-0392, Japan) ,  Ishikawa Katsuya (Department of Applied Chemistry, Faculty of Engineering, Aichi Institute of Technology, Yakusa, Toyota 470-0392, Japan)
資料名： Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry  (Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry)
巻： 316  ページ： 88-94  発行年： 2016年02月01日 
JST資料番号： D0721B  ISSN： 1010-6030  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Er³⁺とYb³⁺の共ドーピングの蛍光物質をアップコンバージョンしたイットリウムニオブ酸塩(YNbO₄)は水熱処理と後熱処理により均質な前駆体であるナノサイズ粒子の調製を行った。単斜晶系フェルグソン石型YNbO₄の固溶体の単層を直接,180-240°Cで5時間,弱塩基性水熱処理条件下5mol% Er³⁺と10mol% Yb³⁺の組み込み置換により作製した。ニオブ酸塩,YNbO₄:Er³⁺/Yb³⁺は水熱処理により生成し空気中での熱処理したものは励起波長261と377nmで519と542nmの緑色室温発光を示した(ダウンコンバージョン)。さらに励起波長980nmで励起するとアップコンバージョンの発光を示した。イットリウムニオブ酸塩のアップコンバージョン発光は結晶化度によった。そして空気中の熱処理温度が上がるにつれて改善があった。1300°Cで加熱後のサブミクロンサイズの固溶体,Y_0.85Er_0.05Yb_0.10NbO₄は980nmで励起すると,強いエネルギー移動のアップコンバージョン発光を示した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ドーピング ,  *金属イオン ,  *エルビウム ,  *ニオブ酸塩 ,  *イットリウム化合物 ,  *水熱合成 ,  *周波数逓倍 ,  *光ルミネセンス ,  ナノ粒子 ,  単斜晶系 ,  後熱処理 ,  発光 ,  緑 ,  エネルギー移動 ,  結晶度 ,  *イッテルビウム ,  イッテルビウムイオン(3+) ,  エルビウムイオン(3+)

著者キーワード (5件)： Yttrium niobate ,  Erbium ,  Ytterbium ,  Hydrothermal synthesis ,  Up-converted luminescence

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  光化学一般  (CB08010U) ,  無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 水熱法 ,  Er3+ ,  共ドーピング ,  アップコンバージョン