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J-GLOBAL ID:201602280614601256   整理番号:16A1212336

送達担体としてのZIF-NPの新たな生物学的機能 高い肺蓄積,望ましい生体適合性および改善された治療効果

Novel Biological Functions of ZIF-NP as a Delivery Vehicle: High Pulmonary Accumulation, Favorable Biocompatibility, and Improved Therapeutic Outcome
著者 (13件):
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巻: 26  号: 16  ページ: 2715-2727  発行年: 2016年04月25日 
JST資料番号: W1336A  ISSN: 1616-301X  CODEN: AFMDC6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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亜鉛系イミダゾールフレームワーク(ZIF)は,高い積載量およびpHに敏感な分解といったその特異な特徴のために,小分子送達用の先進機能性材料として現れてきたが,その生物学的機能に関して極めて少ない知識しか存在しない。この種の送達担体を適したものにするために,積載物を持つあるいは持たないZIF-8ナノ粒子(ZIF-NPs)を設計し,インビトロおよびインビボの包括的研究を行った。興味深いことに,ZIF-NPsは強い生体接着,しかしそれ自身の限定された内在化を示した。それは,メンブレン仲介ROSを促進し,生体膜の損傷無しでミトコンドリア仲介活性酸素種(ROS)を誘起する無機ZnOのものとは異なる。おそらく粒子サイズおよびナノ担体の分布に起因する,予期しない高い濃度が肺中に見出されるが,薬剤レベルは時間と共に劇的に低下し,速い分解と排泄を明らかにした。与えられた投与量において,その容認システムと生体適合性,そして肝臓と腎臓機能,免疫細胞,炎症性因子などに対する微小な影響により証明されたように,ZIF-NPsは動物試験にかなりの生物安全性を示した。フルオロウラシルを担持したZIF-NPs(5F@ZIF-NPs)は,ヌードマウスモデル中の転移性肺腫瘍の治療効果を著しく改善した。一般的に,ZIF-NPsは,生体ナノ相互作用,肺蓄積,生体適合性および抗腫瘍療法の観点から独自の生物学的機能を示し,それによって送達担体としての可能性を与える。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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腫ようの実験的治療  ,  液状製剤 

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