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J-GLOBAL ID:201602280632466280   整理番号:16A1038981

イオン-電子混合電導性ペロブスカイトLa0.6Sr0.4FeO3-δ及びSrTi0.7Fe0.3O3-δ中の溶解水素の証拠

Evidence for dissolved hydrogen in the mixed ionic-electronic conducting perovskites La0.6Sr0.4FeO3-δ and SrTi0.7Fe0.3O3-δ
著者 (5件):
資料名:
巻: 18  号: 38  ページ: 26873-26884  発行年: 2016年10月14日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ランタニウムストロンチウムフェライト(LSF4:La0.6Sr0.4FeO3-δ)とストロンチウムチタニウムフェライト(STF3:SrTi0.7Fe0.3O3-δの二種のイオン-電子混合電導性Fe含有ペロブススカイトの乾燥H2中での還元性について調べた。同様の条件下での還元処理によりLSF4はSTF3に比べ,極めて強く還元の影響を受け,より強く還元された。低O2分圧の下で完全酸化されたか,僅かに還元を受けたLSF4/STF3を熱処理すると,瞬時にO2の分解が起こった。H2の温度プログラム脱離(TPD)スペクトルからH2とH2O脱離の明確な違いが明らかになった。H2の簡単な質量バランスから,STF3に形成された酸素欠損はLSF4に比べO2による再酸化に対して抵抗性があることが分かった。これらの結果は,バルクLSF4およびSTF3を,それぞれ,550°C及び612°C迄流動乾燥H2下で加熱すると,可成の量の水素(4.9×10-2molH2/molLSF4,1.6×10-2molH2/molSTF3)が取り込まれることを示している。この値はLSF4ではH213ML,STF3ではH2約20MLに匹敵する。この結論はフーリエ変換赤外分光法FT-IR)によっても支持された。FTIRの結果はLSF4/STF3を静止条件下でH2処理するとその過程で水が形成され,ペロブスカイトが還元されることを示していた。さらに,両試料は極めて疎水性であり,表面ヒドロキシル基の存在を示す化学的根拠は観測されなかった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
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塩基,金属酸化物  ,  分子の電気的・磁気的性質  ,  物理的手法を用いた吸着の研究  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造 

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