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J-GLOBAL ID:201602280655736696   整理番号:16A0865399

球状モルフォロジーもつ結晶-非晶質ブロック共重合体において結晶-非晶質交互ラメラ繰り返し構造の融解後に観察される非平衡無定型ミセル

Non-equilibrium disordered micelles observed after melting of crystalline-amorphous alternating lamellar structure in crystalline-amorphous block copolymers forming spherical morphology
著者 (6件):
資料名:
巻: 294  号:ページ: 993-999  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: C0415A  ISSN: 0303-402X  CODEN: CPMSB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ポリブタジエン-ポリ(ε-カプロラクトン)ブロック共重合体(PB-PCL)およびPB-PCLおよびPBホモポリマとの二成分混合物における,結晶-非晶質交互ラメラ繰り返し構造(CA-LAM)から体心立方(BCC)格子結晶構造の球体への相転移を小角X線散乱(SAXS)を用いて調べた。溶融直後のCA-LAM試料については,広幅な一次ピークと肩部をもつSAXSプロファイルが観測されたが,さらに温度を上昇させるとBCC構造のSAXSプロファイルへの変化を示した。結晶から無定形への転移温度以上においては,BCC格子が消え,無定形ミセルが観察される。溶融直後のCA-LAMのSAXSプロファイルはこの高温における無定形ミセルのプロファイルに類似している。Percus-Yevickの構造因子および球状形因子に基づく理論的なSAXSプロファイルと比較すると,観測されたSAXSプロファイルは,計算値による結果とよく一致し,溶融後のCA-LAMにおいて観察された構造が無定形ミセル構造であることを示した。時間分解等温SAXS測定結果は,CA-LAMはその溶融工程において無定形ミセル構造のみをもつことが示唆される。無定形ミセルはCA-LAMの溶融後においてのみ観察される非平衡な過渡構造である。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated into Japanese from English by JST.
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分類 (1件):
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高分子固体の構造と形態学 

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