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J-GLOBAL ID:201602280659839176   整理番号:16A0517334

ストレプトゾトシン-ニコチンアミド誘導性糖尿病において,クエン酸鉄補足が小胞体ストレス応答とインスリンシグナリング経路に与える用量関連効果

Dose-related effects of ferric citrate supplementation on endoplasmic reticular stress responses and insulin signalling pathways in streptozotocin-nicotinamide-induced diabetes
著者 (7件):
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巻:号:ページ: 194-201  発行年: 2016年01月 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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糖尿病患者は貧血進行リスクが高い。しかし糖尿病合併症によっては薬学的用量の鉄補足により大幅に改善すると考えられる。本研究では鉄の用量依存的効果が特に小胞体(ER)ストレス,鉄代謝,インスリンシグナリング経路に与える影響に焦点を当てて検討した。夜間絶食ラットに40mg/kgストレプトゾトシン(STZ)と100mg/kgニコチンアミドを腹腔内(i.p.)投与して糖尿病を誘導した。糖尿病ラットに標準食(36.7mgクエン酸鉄/kg飼料)または薬学的用量のクエン酸鉄(0.5,1,2,3g/kg飼料)を与えた。クエン酸鉄補足は肝臓ERストレスと総鉄濃度に用量関連効果を示し,ヘプシジン発現が増加し,フェロポーチン発現が減少した。鉄給餌ラットは標準食ラットに比べて膵島サイズと高インスリン血症が増加した。ウェスタンブロット分析により鉄給餌は総インスリン受容体基質1(IRS1),リン酸化IRS1ser307,AS160を減少させるがリン酸化GSK-3βを増加させることが明らかになった。鉄補足はAKTの核移行を阻害したが,FOXO1の核への移行を促進した。クエン酸鉄補足はERストレス反応,肝臓鉄,インスリンシグナリング経路に用量関連効果を示した。高用量の鉄(>1gクエン酸鉄/kg飼料)では有害作用が大きくなり,これは60kgのヒト男性の元素鉄摂取量>500mg/日に相当する。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  動物の代謝と栄養一般 

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