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J-GLOBAL ID：201602280666911783   整理番号：16A0086318

シグナル伝達経路の洗練されたネットワークは細菌病原体に対する気孔防御を調節する【Powered by NICT】

A Sophisticated Network of Signaling Pathways Regulates Stomatal Defenses to Bacterial Pathogens

著者 (2件)： Arnaud Dominique (Dep. of Life Sciences, POSTECH Biotech Center, Pohang Univ. of Sci. and Technol., Korea, Pohang) ,  Hwang Ildoo (Dep. of Life Sciences, POSTECH Biotech Center, Pohang Univ. of Sci. and Technol., Korea, Pohang)
資料名： Fenzi Zhiwu  (Fenzi Zhiwu)
巻： 8  号： 4  ページ： 566-581  発行年： 2015年 
JST資料番号： C2651A  ISSN： 1674-2052  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 孔辺細胞は植物と大気間のガス交換に対する葉表面における気孔を形成する特殊化した細胞である。気孔は先天性免疫応答の一部として植物防御で重要な役割を果たすことが示されている。植物は,微生物との接触によってその気孔を閉じて活発に,葉および宿主組織のコロニー形成への病原体の侵入を阻止した。このレビューにおいて,著者らは気孔防御に関わる分子機構およびシグナリング経路の現在の知見,植物-バクテリア相互作用に特に重点をおいて提示した。気孔防御応答は,病原体関連分子パターン(PAMP)の認識から始まり,細胞膜イオンチャネルの調節のための活性酸素種,一酸化窒素およびカルシウムのような二次伝達物質の産生に関与するシグナル伝達カスケードを活性化する。PAMPが誘発する気孔閉鎖に関与する下流分子機構を解析した結果,ホルモン情報伝達経路を調節する成分間の広範な相互作用を明らかにした。また,植物毒素コロナチンの例により気孔の免疫性を打ち消すために病原性細菌により展開される戦略を検討した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： イオンチャンネル ,  宿主 ,  活性酸素 ,  自然免疫 ,  *病原体 ,  植物毒 ,  一酸化窒素 ,  植物 ,  細胞膜 ,  *気孔 ,  免疫 ,  カルシウム
準シソーラス用語： 分子機構 ,  コロニー形成 ,  *防衛 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (6件)： シグナル伝達経路 ,  細菌 ,  病原体 ,  気孔 ,  防御 ,  調節