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J-GLOBAL ID:201602281757923343   整理番号:16A1363915

制御下の酸素分圧下での熱重量分析および高温X線回折によるLaNi1-xFexO3-δ(x=0.0,0.2,0.4)の熱安定性の分析

Analysis of thermal stability of LaNi1-xFexO3-δ (x = 0.0, 0.2, 0.4) by thermogravimetry and high-temperature X-ray diffraction under controlled oxygen partial pressures
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巻: 123  号:ページ: 1769-1775  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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固体酸化物形燃料電池の新規カソード材料として期待できるLaNi1-xFexO3-δ(x=0.0,0.2,0.4)の熱力学安定性を,制御下の酸素分圧P(O2)下での熱重量分析および高温X線回折により検討した。LaNiO3-δは,10-2あるいはそれ以下の気圧下温度を上昇することにより,La4Ni3O10を経由しLa2NiO4に分解することがはっきりしていた。分解温度はP(O2)の低下に伴い低下した。P(O2)が10-3の時,LaNiO3-δはLa2NiO4に直接分解した。LaNi1-xFexO3-δ(x=0.0,0.2)のLa4(Ni1-xFex)3O10への分解も観察でき,分解反応のEllingham図を作成することができた。熱力学安定の温度およびP(O2)の領域がFeの含量の増大に伴い拡大することが分かった。非線形分解境界を,その出現がP(O2)の分解時のδの違いと考えることができるLaNiO3-δおよびLaNi0.8Fe0.2O3-δのEllingham図中観測することができた。LaNi0.6Fe0.4O3-δに関し線形分解境界を観測することができ,このことより,分解時のエントロピーおよびエンタルピーの変化(ΔS°およびΔH°)が各々151J・mol-1・K-1および240kJ・mol-1であることが分かった。Copyright 2015 Akademiai Kiado, Budapest, Hungary Translated from English into Japanese by JST.
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塩基,金属酸化物  ,  その他の無触媒反応 
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