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J-GLOBAL ID:201602282036205723   整理番号:16A0628861

Na+フリーシステムにおけるグラファイト酸化物/セルロース/マグネタイト複合材料による高効率DNA抽出

High Efficiency DNA Extraction by Graphite Oxide/Cellulose/Magnetite Composites Under Na+ Free System
著者 (6件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 1071-1077  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: C0321A  ISSN: 1047-4838  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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DNA抽出は,生物工学,診断法開発,父子鑑定,科学捜査などの種々の分野で非常に重要な段階である。固相担持抽出はDNA抽出において最も通常の方法である。本法では,高抽出率および高品質のDNAを得るため,結合バッファとしてしばしばNa<sup>+</sup>イオンを適用するが,Na<sup>+</sup>イオンの存在は下流のDNA応用の妨げになる。本研究では,Na<sup>+</sup>フリーDNA抽出用の革新的材料として,グラファイト酸化物(GO)/セルロース/マグネタイトを提案した。GO/セルロース/マグネタイト複合材料中のGOは4.15%一定にし,マグネシウムタイト濃度を0~3.98wt.%に制御した。DNAの抽出率はマグネシウムタイト濃度の増加と共に増加した。3.98wt.%マグネタイトにおいて最高の収率を達成し,抽出効率は338.5ng/μlと記録された。DNA溶出体積の260nmと280nmの間の吸着比率(A260/A280)は1.81であり,抽出したDNAは高純度であることが示唆された。DNAの吸着機構は,(1)GO中の芳香環とDNA分子の核酸塩基のπ-π相互作用,(2)DNA分子内のリン酸塩のような正電荷マグネタイトとアニオンの表面電荷相互作用,によりもたらされた。GO/セルロース/マグネタイト複合材料は,純粋なDNAを高効率で抽出する選択DNA抽出のNa<sup>+</sup>フリー法を提供した。Copyright 2016 The Minerals, Metals & Materials Society Translated into Japanese from English by JST.
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分類 (3件):
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セラミック・陶磁器の製造  ,  セラミック・磁器の性質  ,  核酸一般 

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