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J-GLOBAL ID:201602283262470106   整理番号:16A0662230

MIL-53(Fe)またはMIL-100(Fe)の骨格を部分的にγ-Fe2O3に変換した磁気活性複合材料の調製

Preparation of magnetic composites of MIL-53(Fe) or MIL-100(Fe) via partial transformation of their framework into γ-Fe2O3
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資料名:
巻:号: 21  ページ: 8141-8148  発行年: 2016年06月07日 
JST資料番号: W0204B  ISSN: 2050-7488  CODEN: JMCAET  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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MIL-53(Fe)またはMIL-100(Fe)およびγ-Fe2O3から成る磁気活性複合材料を得る新しい二段階法を提案した。第一段階で,骨格をγ-FeO(OH)(レピドクロサイト)層で被覆したMOF粒子に部分的に変換した。FeSO4存在下のpH6.2でMOFを加水分解することにより,空気の無い条件でこの変換が起こることが分かった。第二段階で,得られたγ-FeO(OH)/MOF複合材料を250°Cの空気流のもとで加熱した。このように調製した40wt%の磁性相を含む複合材料の特性を,XRD,HRTEM,FESEM,N2吸着および磁気測定で詳細に評価した。γ-Fe2O3の結晶粒径は,二つの材料で約4nmであったが,磁性層の微細構造は異なった。MIL-53(Fe)をベースにした複合材料のγ-Fe2O3結晶は針状粒子を形成し,MIL-100(Fe)のものは主に分離した形状の結晶を示した。二つの複合材料は環境温度で超常磁性を示したが,MIL-53(Fe)をベースにした複合材料の飽和磁化(12.7emu g-1)はMIL-100(Fe)をベースにしたもの(6.6emu g-1)より高かった。これは,γ-Fe2O3の微細構造の差異によるものと思われる。調製したγ-Fe2O3/MIL-100(Fe)複合材料は699m2 g-1の比表面積と0.41cm3 g-1の細孔容積を示し,触媒反応または吸着に有望な磁気活性材料になる。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
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磁性材料  ,  反応操作(単位反応)  ,  分子化合物 

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