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J-GLOBAL ID:201602284489010012   整理番号:16A1163769

二重機能転写因子,AtYY1はArabidopsisのABA応答ネットワークの新規な負の調節因子である【Powered by NICT】

A Dual-Function Transcription Factor, AtYY1, Is a Novel Negative Regulator of the Arabidopsis ABA Response Network
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 650-661  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2651A  ISSN: 1674-2052  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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アブシジン酸(ABA)は,植物の成長と発達と同様に,種々の環境ストレスへの応答において重要な役割を果たしている。現在まで,ABA応答ネットワークに関与する多くの調節遺伝子が同定されている;が,それらの役割は完全には解明されていない。本研究では,ABA応答の新しい負の調節因子として,ほ乳類C_2H_2亜鉛フィンガー転写因子のArabidopsisホモログYin Yang1(YY1),AtYY1を同定した。AtYY1は抑制と活性化の両方のドメインを持つ二重機能転写因子である。AtYY1の発現は高塩分と脱水を含むABAおよびストレス条件により誘導された。yy1変異体は野生型よりもABAとNaClに対してより敏感であり,AtYY1過剰発現植物は感受性がより低かった。AtYY1損失もABA誘導気孔閉鎖および渇水耐性を強化した。AtYY1はABA REPRESSOR1(ABR1)プロモーターを結合し,ABR1発現をアップレギュレートする直接,ABA及び塩応答遺伝子発現を負に調節することができる。更なる分析は,ABA INSENSITIVE4(ABI4)はAtYY1発現を正に調節する可能性があり,ABR1はこの調節に拮抗することを示した。著者らの知見は,AtYY1はABA応答ネットワークの新規な負の調節因子であり,ABI4AtYY1ABR1調節経路はArabidopsisにおけるABA応答遺伝子発現を微調整する可能性があることを直接的証拠を提供する。Data from the ScienceChina, LCAS.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
著者キーワード (5件):
分類 (2件):
分類
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植物生理学一般  ,  植物ホルモン 
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