抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,昆虫の羽ばたき運動を模擬した羽ばたき型マイクロポンプについて,その基本性能とそれに伴う流体力学的現象を,2次元数値流体解析を用いて明らかにし,その有効性について調べた。羽ばたき型ポンプでは,流路壁面近くまで羽ばたき運動を大きくしたとき,大きな流量が得られる。これは,昆虫の左右の羽ばたき翼の干渉によるclap-and-fling効果と同様の効果が,羽ばたき翼と壁面との干渉効果により得られ,それにより大きな流速が生成された。その効果から,羽ばたき型マイクロポンプは低レイノルズ数流れにも係わらず,大流量を実現できることを明らかにした。(著者抄録)