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J-GLOBAL ID:201602286839645010   整理番号:16A1074403

鎮痛薬および抗腫瘍薬としての縮合フロ[2,3-d]ピリミジノン誘導体の合成と生物学的活性

Synthesis and biological activity of fused furo[2,3-d]pyrimidinone derivatives as analgesic and antitumor agents
著者 (8件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 939-949  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: A0851B  ISSN: 0922-6168  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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癌成長は通常,ことに癌発展の中期および末期において,持続する痛みと関連している。これまで抗癌性および鎮痛性の両者を持つ医薬化合物は同定されてなかった。2-アルキルチオ-ベンゾフロ[3,2-d]ピリミジン-4(3H)-オン類(コード5a-d)と1-アリール-2-アルキルチオ-ベンゾフロ[3,2-d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5(1H)-オン類(コード10a-g)を生物学的等価体概念を用いて合成した。後者は官能化イミノホスホランと二硫化炭素のaza-Witig反応および生成物のアルキルハライドまたはハロゲン化脂肪族エステルとの反応で得た。5a-dおよび10a-gの鎮痛活性はラットの部分的神経損傷モデルで,抗癌活性はMTS細胞増殖アッセイでそれぞれ評価した。5a-dおよび10a-gは神経障害で誘起された熱的および機械的異痛を減少させ,3種のヒト癌細胞株(A549,HepG2,HeLa)の増殖を阻害した。これらの中で10gは両方の評価で高度にプラスの効果を示し,今後の研究のために選択されよう。Copyright 2015 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.
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著者キーワード (3件):
分類 (4件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  解熱鎮痛薬の基礎研究  ,  ピリミジン  ,  細胞分裂・増殖 
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