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J-GLOBAL ID:201602286989660710   整理番号:16A0755965

定量的プロテオミクスは,Arabidopsis thalianaとBrassica oleraceaにおけるグルコシノレート代謝を制御するための窒素源の重要性を明らかにする

Quantitative proteomics reveals the importance of nitrogen source to control glucosinolate metabolism in Arabidopsis thaliana and Brassica oleracea
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巻: 67  号: 11  ページ: 3313-3323  発行年: 2016年05月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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窒素源は,植物の養分吸収,細胞代謝ホメオスタシスやシグナル伝達経路に影響を及ぼす。本研究では,モデル植物のシロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)を供試して,硝酸態またはアンモニウム態窒素栄養のみで成長させたときの窒素源への適応法を調査した。その結果,定量的プロテオーム解析によって,グルコシノレート代謝は,窒素源によって異なって調節され,一般にストレス状態と考えられるアンモニウム態栄養下では,TGG1とTGG2ミロシナーゼが多くなることがわかった。また,シロイヌナズナは,アンモニウム態栄養下のグルコシノレートの蓄積とミロシナーゼの誘導が示された。これらのことは,ブロッコリ(Brassica oleracea var. italica)でも確認された。こうした結果から,グルコシノレート代謝を促進するためにアンモニウム態窒素を窒素源として使用して,農薬使用量の削減とともに,作物の栄養価を高めることができる可能性が示唆された。
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分類 (1件):
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植物栄養 

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