文献

J-GLOBAL ID：201602287030892130   整理番号：16A1339481

ロジウム触媒アルキンヒドロアシル化/チオ共役付加シーケンスを用いたチオクロマン-4-オンとテトラヒドロチオピラン-4-オンの2成分集合化

Two-Component Assembly of Thiochroman-4-ones and Tetrahydrothiopyran-4-ones Using a Rhodium-Catalyzed Alkyne Hydroacylation/Thio-Conjugate-Addition Sequence

著者 (3件)： BOUISSEAU Anaies (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  GLANCY John (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  WILLIS Michael C. (Univ. Oxford, Oxford, GBR)
資料名： Organic Letters  (Organic Letters)
巻： 18  号： 21  ページ： 5676-5679  発行年： 2016年11月04日 
JST資料番号： W1171A  ISSN： 1523-7060  CODEN： ORLEF7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ロジウム触媒を用いたβ-tert-ブチルチオ置換アルデヒドとアルキンのヒドロアシル化/分子内チオ共役付加タンデム反応により硫黄複素環化合物をワンポットで合成した。β-tert-ブチルチオ置換アリール,アルケニル,及びアルキルアルデヒドを用いることにより,それぞれチオクロマン-4-オン,ヘキサヒドロ-4H-チオクロメン-4-オン及びテトラヒドロチオピラン-4-オンを得ることができた。さらに,シークエンスの最終段階としてN-クロロスクシンイミドとピリジンの添加がチオクロメン-4-オン,ジヒドロヒドロチオピラン-4-オン及びそれらの塩素化誘導体の生成をもたらした。また,過酸化水素の添加によりそれらのS,S-ジオキシド誘導体をその場合成した。

シソーラス用語： アセチレン化合物 ,  芳香族炭化水素 ,  アルデヒド ,  *硫黄複素環化合物 ,  *ロジウム触媒 ,  *アシル化 ,  *付加反応 ,  環化反応 ,  逐次反応 ,  *ワンポット合成 ,  置換基効果 ,  スルフィド
準シソーラス用語： タンデム反応 ,  *チオクロマン類 ,  *チオピラン類 ,  *ヒドロアシル化 ,  フェニルアセチレン類 ,  *共役付加 ,  分子内環化

分類 (3件)： チオピラン  (CF07094Z) ,  環化反応,開環反応  (CF02050I) ,  貴金属触媒  (CB06122I)

物質索引 (7件)： 1-フェニルアセチレン ,  4-メチルフェニルアセチレン ,  4-メトキシフェニルアセチレン ,  N-クロロスクシンイミド ,  2-(4-メトキシフェニル)-3,4-ジヒドロ-2H-1-ベンゾチオピラン-4-オン ,  2-(3-クロロプロピル)-3,4-ジヒドロ-2H-1-ベンゾチオピラン-4-オン ,  2-(tert-ブチルチオ)ベンズアルデヒド

タイトルに関連する用語 (9件)： ロジウム触媒 ,  アルキン ,  ヒドロアシル化 ,  共役付加 ,  シーケンス ,  チオクロマン-4-オン ,  テトラヒドロチオピラン ,  2成分 ,  集合化