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J-GLOBAL ID:201602287081463127   整理番号:16A0082339

レタスのカドミウム取込と土壌肥沃度に及ぼす籾殻バイオ炭の影響【Powered by NICT】

Effect of rice husk biochar on lettuce Cd uptake and soil fertility
著者 (6件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 207-214  発行年: 2015年 
JST資料番号: C2778A  ISSN: 1671-3990  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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バイオ炭の使用は汚染土壌の潜在的有益効果のために土壌重金属汚染の修復のための有望な技術となっている。以前の研究は,バイオチャーの特性,土壌肥沃度の向上と,重金属汚染土壌の浄化の過程を扱ってきた。籾殻バイオチャーはまた固体廃棄物中のCdとPbの凝固及び廃水中のCdの吸着に使うことが報告されている。しかし,ほとんどはCd汚染土壌におけるイネ籾殻バイオ炭の施用後の土壌のCd形態,野菜中のCd含有量と土壌栄養素利用性の変化については,報告されている。このように2の連続したレタス(Lactuca sativaL.)作物は4.564mg(CdSO_4)kg~(-1)(風乾土)のCdを用いたポット試験でレタスの苗条と根のCd濃度,土壌栄養素とCd形態に異なる量の籾殻チャーの影響を調べた。本研究で使用したバイオ炭投与量は5gkg~(-1),10gkg~(-1),15gkg~(-1),20gkg~(-1)および25gkg~(-1),対照として籾殻バイオチャーの適用は消費されなかった。結果は,対照と比較して,もみ殻バイオ炭は2レタス作物のシュートと根のCd濃度を低下させることを示した。25gkg~(-1)籾殻バイオ炭に最良の効果を示したが,シュートで19.6%と45.8%,根で36.8%と28.0%Cd濃度を低下させ,2作物に対して。この用量で,土壌pHおよび土壌有効P,有効Kと有機物質含有量は4.0%,19.6%,44.0%および48.5%の最大値に増加した。また土壌アルカリ加水分解性N含量は有意に19.7%低下した。籾殻バイオ炭は,土壌Cdの形態と可給性を変化させた。籾殻チャーの線量の増加に伴って,土壌中の酢酸アンモニウム抽出性Cd及び弱い酸可溶性Cdの濃度は17.9%と10.4%低下したが,酸化可能なCd濃度が17.6%の残存Cd濃度の増加とともに減少した。土壌pHの上昇,土壌利用可能なCd含有量の減少と残留Cd含有量の増加は,それによってイネ籾殻チャーはレタス中のCd含有量を減少させる主要なプロセスであることがわかった。従って,籾殻炭はCd汚染土壌での野菜によるCd取込みを阻害する土壌改良のための効果的な要素として用いることができる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌汚染 

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