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J-GLOBAL ID:201602287092913009   整理番号:16A0993349

北中国クラトンのリソスフェアの構造:統合された重力,ジオイドと地形データ

Lithospheric structure of the North China Craton: Integrated gravity, geoid and topography data
著者 (9件):
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巻: 34  ページ: 315-323  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: W2249A  ISSN: 1342-937X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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古代クラトンのリソスフェア構造は,テクトニクス環境とマントル・ダイナミクスに関連するモデルに対し重要な拘束を提供する。本研究では,重力,ジオイドと地形データの同時インバージョンから,北中国クラトン(NCC)の3次元リソスフェア構造を提示した。NCCは,大規模なマグマ活動を通じて中生代に次々と様々に破壊されてきたクラトン構造物の沈み込みと衝突の構築を介して始生代と古原生代の地殻ブロックの付加についての長い歴史を記録している。筆者らの研究で得られた熱構造は,NCCのリソスフェア-アセノスフェア境界(LAB)を定義すると考えられ,またマントル・リソスフェア内の密度の変化を反映する。インバージョンのために深部地震探査プロファイルからのモホ面深度を採用し,また異なるパラメータを用いた繰り返し計算に基づいて筆者らは,モホ面やLABの深さとクラトンの平均地殻密度を推定した。モホ面の深さは,28kmから50kmまで変化し,LABの深さは,105kmから205kmまで変化した。LABとモホ面は,NCCの西から東へと調和した薄化を示した。平均地殻密度は,NCCの西部で2870kg・m-3であり,東部のそれよりも高い(2750kg・m-3)。筆者らの結果は,異なる深さと厚さの変化を示したが,同時インバージョンの結果は,熱や地震研究から推定したものと同様のLABの深さとリソスフェア薄化の特徴を与えた。リソスフェアは東部NCCで145kmから105kmへと穏やかに薄化し,一方約175kmの平均深さを持つ西部NCCでの薄化は,はるかに少ないことが顕著である。本研究での同時インバージョン結果は,密度特性と対応する古代クラトンにおける地球物理学的応答から,リソスフェア構造上の別の視点を提供するものである。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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測地学  ,  地殻・上部マントルの構造・組成 

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