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J-GLOBAL ID:201602287105720003   整理番号:16A0828861

Al-Si-Cu-Mg鋳造合金の微細構造と機械的性質に及ぼすCr,Ti,V及びZrの微小添加の影響

Effect of Cr, Ti, V, and Zr Micro-additions on Microstructure and Mechanical Properties of the Al-Si-Cu-Mg Cast Alloy
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巻: 47  号:ページ: 2396-2409  発行年: 2016年05月 
JST資料番号: E0265B  ISSN: 1073-5623  CODEN: MTTABN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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鋳造のままとT6熱処理した条件のAl-7Si-1Cu-0.5Mg(wt%)合金の特性に対するCr,Ti,V及びZrの添加の役割を評価する為に,一軸の静的及び繰り返し試験を用いた。鋳造ままの合金の微細構造は,α-Al,共晶Si及びCu-,Mg-とFe-リッチ相のAl2.1Cu,Al8.5Si2.4Cu,Al5.2CuMg4Si5.1及びAl14Si7.1FeMg3.3から成っていた。さらに,微小サイズのCr/Zr/Ti/Vリッチ相のAl10.7SiTi3.6,Al6.7Si1.2TiZr1.8,Al21.4Si3.4Ti4.7VZr1.8,Al18.5Si7.3Cr2.6V,Al7.9Si8.5Cr6.8V4.1Ti,Al6.3Si23.2FeCr9.2V1.6Ti1.3,Al92.2Si16.7Fe7.6Cr8.3V1.8,及びAl8.2Si30.1Fe1.6Cr18.8V3.3Ti2.9Zrが存在していた。溶体化処理中にCuリッチ相は完全に溶解したが,共晶ケイ素,Fe-及びCr/Zr/Ti/V-リッチな金属間化合物は,部分的に溶解したのみであった。Cr,Zr,Ti,Vの微小添加は,合金強度に正の影響を与えた。T6焼戻しで改質した合金は一軸引張試験中で289MPaの降伏強さ及び342MPaの引張強さを示し,Al-Si-Cu-Mg基合金よりも有意に高かった。更に,T6状態の改質合金の繰り返し降伏強さは,基合金より23%増加した。改質合金の疲労寿命は,同じパラメータを用いて試験した基本合金の疲労寿命よりも実質的に長かった。静的及び繰り返し荷重の際の合金の破壊を制御するCr,Ti,V及びZr含有相の役割について考察した。Copyright 2016 Published with permission of the Crown in Right of Canada Translated into Japanese from English by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
変態組織,加工組織  ,  機械的性質 

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