抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地球の全球大気変化の評価のために,地表面での全球太陽紫外UV-B放射照度の長時間モニタリングを行った。太陽紫外UV-B放射照度計のための較正とスペクトル応答システムを開発した。スペクトル放射照度標準ランプを用いた較正システムと,スペクトル応答測定システムは同一の直線状の単一光軸に位置している。このシステムは非常にコンパクトで,幅が240cm,奥行きが90cmである。高出力のモノクロの光学的放射を得るために,10cmの単一単色光分光器と300Wのキセノンショートアークランプをスペクトル応答測定システムのために選定した。多くの場合,単色分光器の迷光現象に関して,いくつかのバンドパスもしくはカットオフフィルターを使わなくてはいけなかった。しかしながら,このシステムでは,冷却ミラーモジュール(紫外線反射,可視及び赤外透過ミラー)が300Wのキセノンショートアークランプユニットに組み込まれている。開発した太陽紫外UV-B放射計の最大波長である,波長310nmでのスペクトル放射照度はおよそ0.045W/m
2/nmであった。この較正とスペクトル応答測定システムは太陽UV-B放射計の評価に使用することが出来る。