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J-GLOBAL ID:201602288284714619   整理番号:16A1102053

トウガラシ(Capsicum annuum L.)のRestorer-of-fertility遺伝子の微細マッピングにより,ペンタトリコペプチド反復(PPR)含有蛋白質をコードする候補遺伝子が特定された

Fine mapping of Restorer-of-fertility in pepper (Capsicum annuum L.) identified a candidate gene encoding a pentatricopeptide repeat (PPR)-containing protein
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資料名:
巻: 129  号: 10  ページ: 2003-2017  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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地図作成技術により,トウガラシでRestorer-of-fertility(Rf)遺伝子と共分離する遺伝子領域が長さ821kbの領域にあることを突き止めた。その領域にあるPPR遺伝子CaPPR6をRfの強力な候補として発現パターンとコード配列の特性化により特定した。細胞質遺伝性雄性不稔(CGMS)は,トウガラシ(Capsicum annuum L.)で雑種種子を効率的に生産するために利用されてきた。細胞質雄性不稔(CMS)の原因である可能性があるミトコンドリアの候補遺伝子類が特定されているにも係らず,細胞核のRestorer-of-fertility(Rf)遺伝子はまだ分離されていない。トウガラシでRf遺伝子と共分離する遺伝子領域を特定するために,ここでは1068体のF2固体で構成されるRf遺伝子-分離個体群による微細マッピングをBSA-AFLPと比較地図作成法により実施した。6サイクルの染色体探査により,Rf遺伝子座がある共分離領域を821kbの配列範囲に狭めた。転写解析によるその領域で発現した遺伝子の予測により4個の候補遺伝子が明らかになった。それらの中でCaPPR6遺伝子は,反復回数14回のペンタトリコペプチド反復(PPR)モチーフを持つPPR蛋白質をコードしている。他のホモログ類と並べたCaPPR6蛋白質配列の特性化により,CaPPR6遺伝子は進化途上で多様な選択があったことが報告されている代表的なRf-類似(RFL)遺伝子であることが分かった。CaPPR6遺伝子に近い配列から開発されたマーカーは多様な起源の育種系統のパネルに対して適用した場合に,前回開発したマーカー類よりもRf遺伝子の方が高い表現型予測率を示した。それらの結果は,CaPPR6遺伝子がトウガラシでのRf遺伝子の強力な候補であることを示唆している。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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野菜  ,  遺伝子の構造と化学  ,  生殖 

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