文献
J-GLOBAL ID:201602290825939607   整理番号:16A0579291

アルコキシド誘導高純度水性コロイド前駆体からの自己集合SnO2ミクロ-およびナノ-球ベースのガスセンサ厚膜

Self-assembled SnO2 micro- and nanosphere-based gas sensor thick films from an alkoxide-derived high purity aqueous colloid precursor
著者 (13件):
資料名:
巻:号: 13  ページ: 7056-7067  発行年: 2016年04月07日 
JST資料番号: W2323A  ISSN: 2040-3364  CODEN: NANOHL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
酸化スズは,ガスセンサとしての利用に対して,最も有望な半導体酸化物材料の一つであると考えられている。しかし,ガスセンサ応用に対して,ナノ構造を有し充分に純粋で階層的なSnO2構造の,制御可能な構築は,未だに難問である。本研究では,有機不純物および吸着イオンを含まず,長時間安定な水性SnO2ナノ粒子前駆体ゾルを,アルコキシドSn(OR)4から,それを過剰の中性純水と混合するだけという,高度に再現性のある方法で調製した。この前駆体は,分離した液相として形成された。この前駆体の構造と純度とを,XRD,SAXS(小角X線散乱),EXAFS,HRTEMイメージング,FTIR,およびXRF(蛍光X線)解析を用いて明らかにした。この構造におけるSn-Sn接触の定量化に基づいた粒径の推定に対する非伝統的なアプローチを,EXAFSスペクトロスコピーを用いて開発し,HRTEMを用いて証明した。階層的3D構造を有するセンサの構築に対して,著者らは,大気条件下での乾燥ブタノールの支援で液相水の抽出を用いるだけで,添加物または界面活性剤を全く含まない並外れた乳化法を用いた。最初に出現した結晶性の,しかし高度に反応性のナノ粒子は,自己集合によって比較的均一な球を形成し,直ちに固化した。ブタノールに浮いたこれらの球を,スパッタした金電極を有する石英板の表面に付着させて,約50μm厚の球ベース薄膜の形のガスセンサに直ちに使用できる形とした。この薄膜を,使用前に,24h乾燥させて300°Cで「か焼」した。この構造のガス感度を,150~400°Cの温度範囲で試験した。このマテリアルは,100ppmのH2またはCOを含む空気への曝露に対する応答として,電気伝導率の非常に速い出現と可逆的(20~30回)増大,ならびに,ガス流を止めた時の短い回復時間(10s)を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酸化物薄膜  ,  分析機器 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る