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J-GLOBAL ID：201602291655340342   整理番号：16A1198912

接触爆発を受ける無補強および裏面補強鉄筋コンクリート版の損傷に関する数値解析的研究

著者 (3件)： 山口信 (熊本大 大学院先端科学研究部) ,  長渡健之 (熊本大 大学院自然科学研究科) ,  森島慎太郎 (熊本大 大学院自然科学研究科)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 16  ページ： 335-340  発行年： 2016年10月13日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鉄筋コンクリート(RC)部材を対象とした耐爆補強技術の構築に資するため,接触爆発を受ける無補強のRC版(Case-1)および連続繊維シートにより裏面補強したRC版(Case-2)の損傷に関して3次元数値シミュレーションを実施した。Case-1では,コンクリートの状態方程式として線型およびPorous型を仮定した解析的検討を行い,後者を用いた場合にRC版の損傷およびスポール片飛翔速度を妥当な精度で再現可能であることを示した。また,Case-2では,コンクリートにCase-1で選定した材料モデルを適用し,尚且つひずみ速度効果によるシートの引張強度増加を模擬することにより,シートがスポール片を捕縛する破壊性状を概ね良好に再現できることが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *鉄筋コンクリート構造 ,  *スラブ ,  数値解析 ,  接触 ,  *爆発 ,  補強 ,  織物 ,  損傷 ,  三次元 ,  シミュレーション ,  状態方程式 ,  スポーリング ,  速度依存性 ,  引張強さ ,  破壊モード ,  配筋 ,  亀裂伝搬 ,  解析モデル ,  規則 ,  繊維強化プラスチック ,  炭素繊維 ,  破断 ,  剥離 ,  非破壊検査
準シソーラス用語： 連続繊維シート ,  歪速度依存性 ,  構成則

分類 (1件)： コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (10件)：

• 山口信ほか:連続繊維シートの鉄筋コンクリート版に対する耐爆補強効果,コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集,Vol.14,pp.425-432,2014.10
• 森下政浩ほか:接触爆発を受ける鉄筋コンクリート版の損傷,構造工学論文集,Vol.46A,pp.1787-1797,2000.3
• Katayama, M., et al.: Numerical Analysis Method for the RC and Geological Structures Subjected to Extreme Loading by Energetic Materials, International Journal of Impact Engineering, Vol.34, Issue 9, pp.1546-1561, 2007.
• Dobratz, B. M., et al.: LLNL Explosives Handbook, UCRL-52997, Lawrence Livermore National Laboratory, 1981.
• Chen, W. F.: Plasticity in Reinforced Concrete, McGraw-Hill International Book Company, 1982.

タイトルに関連する用語 (6件)： 爆発 ,  補強 ,  鉄筋コンクリート版 ,  損傷 ,  数値解析 ,  研究