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J-GLOBAL ID：201602291982385980   整理番号：16A0631124

アクロレインへの選択的プロペン酸化での触媒性能に及ぼす(Mo,V)₅O₁₄中のアニオン置換の影響

Effects of Anion Substitution in (Mo,V)₅O₁₄ on Catalytic Performance in Selective Propene Oxidation to Acrolein

著者 (4件)： Kuehn S. (Department of Chemistry, Technische Universitaet Berlin, Strasse des 17. Juni 135, 10623, Berlin, Germany) ,  Weber D. (Department of Chemistry, Technische Universitaet Berlin, Strasse des 17. Juni 135, 10623, Berlin, Germany) ,  Lerch M. (Department of Chemistry, Technische Universitaet Berlin, Strasse des 17. Juni 135, 10623, Berlin, Germany) ,  Ressler T. (Department of Chemistry, Technische Universitaet Berlin, Strasse des 17. Juni 135, 10623, Berlin, Germany. [e-mail])
資料名： Chemcatchem  (Chemcatchem)
巻： 8  号： 4  ページ： 758-766  発行年： 2016年 
JST資料番号： W2356A  ISSN： 1867-3880  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モリブデンベースの混合酸化物は,ライトアルケンの選択的酸化で有名なモデル触媒作用を示す。本稿で,(Mo,V)₅O₁₄のアニオン格子を,窒素イオンで酸素イオンを置換することによって初めて修飾した。XRD分析,X線吸収分光法およびFTIR分光法による検討から,窒素のMo₅O₁₄構造への組込みは,金属中心の平均原子価を変えることなく進行することが判明した。さらに,インピーダンス分光法で酸素空格子点の生成を確認した。導電性の著しい変化が窒素の除去後に残存した。温度プログラム還元測定を行い,酸素移動度を検討した。酸窒化物の強化型還元性は,導電性増加と相関した。選択的プロペン酸化における触媒性能を,オンラインの質量分光法およびさまざまな温度でのガスクロマトグラフィーで測定した。アクロレインに対する選択性は,導電性の増加で増大したが,全酸化生成物CO_xの形成は減少した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *モリブデン化合物 ,  *バナジウム化合物 ,  *酸化物 ,  *窒化物 ,  アニオン ,  *置換反応 ,  触媒調製 ,  *アルケン ,  *酸化 ,  ビニル化合物 ,  脂肪族アルデヒド ,  不飽和アルデヒド ,  選択性 ,  *触媒活性 ,  添加物効果 ,  結晶格子 ,  X線回折 ,  X線吸収スペクトル ,  赤外吸収スペクトル ,  原子価 ,  インピーダンススペクトル ,  空格子点 ,  酸素 ,  導電性 ,  TPR【触媒】 ,  移動度 ,  還元性 ,  質量分析 ,  ガスクロマトグラフィー
準シソーラス用語： FTIRスペクトル ,  温度プログラム還元 ,  酸素イオン ,  酸素移動度 ,  酸素空格子点 ,  *酸窒化物 ,  触媒性能 ,  窒素イオン

著者キーワード (5件)： conducting materials ,  molybdenum ,  nitrides ,  oxidation ,  structure-activity relationships

分類 (4件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  アルケン  (CF03030T) ,  酸化,還元  (CF02060T)

物質索引 (2件)： アクロレイン ,  プロペン

タイトルに関連する用語 (6件)： アクロレイン ,  プロペン酸 ,  触媒性能 ,  Mo ,  アニオン ,  置換