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J-GLOBAL ID:201602292139974072   整理番号:16A0997974

水平地中流人工湿地のTypha angustifoliaを用いたイブプロフェンの植物抽出,植物変換及び根圏分解

Phytoextraction, phytotransformation and rhizodegradation of ibuprofen associated with Typha angustifolia in a horizontal subsurface flow constructed wetland
著者 (14件):
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巻: 102  ページ: 294-304  発行年: 2016年10月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水生環境での微量医薬品残留物が広範囲に起こり,イブプロフェン等特定医薬品環境濃度での水生生物への慢性毒性影響が強く懸念されている。本研究では,水平地中流人工湿地システムにおいて,Typha angustifolia(ヒメガマ)を用いた,イブプロフェンの植物抽出,植物変換及び根圏分解を検討した。実験湿地は,ヒメガマ植栽床と非植栽床(対照)からなり,イブプロフェン負荷廃水(~107.2μgL-1)を処理した。342日間で,葉鞘とラミナ組織中に平均濃度160.7ngg-1でイブプロフェンが蓄積し,イブプロフェンの植物抽出が分かった。根吸収イブプロフェンは部分的に変換され,イブプロフェンカルボン酸,2-ヒドロキシイブプロフェン及び1-ヒドロキシイブプロフェンとなり,鞘中には1374.9,235.6及び301.5ngg-1,ラミナ中には1051.1,693.6及び178.7ngg-1あった。根粒菌の配列解析から,Dechloromonas種,クロストリジウム種(Clostridium saccharobutylicum),Sphingobacteriales目,及びCytophagales目中のCytophaga種が,イブプロフェンの根圏分解主要菌類と示唆された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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下水,廃水の生物学的処理  ,  その他の汚染原因物質  ,  水質汚濁一般 
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