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J-GLOBAL ID：201602294983306292   整理番号：16A0408080

西部アリューシャン列島南岸における中規模高気圧性渦の低次生物生産への影響

著者 (5件)： 齋藤類 (東大 大気海洋研) ,  安田一郎 (東大 大気海洋研) ,  小松幸生 (東大 大気海洋研) ,  石山宙夢 (北大 大学院) ,  上野洋路 (北大 大学院)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2016  号： 春季  ページ： 140  発行年： 2016年03月 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究はアリューシャン列島南岸域から西部亜寒帯循環(WSG)域を伝播するアリューシャン渦の低次生物生産への影響を評価する。2009年12月に列島南岸で形成されWSG域を伝播した渦の時間変化を解析例として挙げる。この渦内の表面クロロフィル(CHL)は低表面水温(SST)の1-6月に低く推移したが,夏季にSSTの上昇に伴って増加した。秋季ブルーム期には渦が沿岸水の影響を受けないWSG域に存在するにも関わらず,渦内で表面CHLが高かった。WSG域に渦が存在すると,渦内で低次生物生産が高くなる可能性を示唆した。発表時には,現在解析中の渦による高い生物生産をもたらす過程について報告できればと思う。(著者抄録)

シソーラス用語： *渦 ,  中規模 ,  *生物生産 ,  島 ,  *渦流 ,  *北太平洋 ,  海面水温 ,  クロロフィル ,  アリューシャン列島 ,  *高気圧性渦

分類 (2件)： 海洋の構造・力学・循環  (DC06030G) ,  微生物に対する影響  (EE04020O)

タイトルに関連する用語 (3件)： アリューシャン列島 ,  高気圧性渦 ,  生物