文献
J-GLOBAL ID:201602295304788417   整理番号:16A0073362

湖成堆積物の有機物の安定炭素同位体組成により明らかにされたka過去23年湖レベルとイイタング湖(NORTHWESTERN CHINA)における古環境変動【Powered by NICT】

LAKE-LEVEL AND PALEOENVIRONMENT VARIATIONS IN YITANG LAKE (NORTHWESTERN CHINA) DURING THE PAST 23 ka REVEALED BY STABLE CARBON ISOTOPIC COMPOSITION OF ORGANIC MATTER OF LACUSTRINE SEDIMENTS
著者 (8件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 172-179  発行年: 2015年 
JST資料番号: C2219A  ISSN: 1001-7410  CODEN: DIYAEB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
イイタング湖は中国北西部の南東敦煌地域に位置する,極端に乾燥した気候である。その形成と発展は,第四紀にダンヘ川の移動に関連していた。2011年の秋に,この湖は過去の気候と環境変化を再構築するから292.8mコア(40°18’N, 94°58’E)を掘削した。本論文では,上部21.5mコアからの試料を調べた。堆積シーケンスは3段階に分けることができる:茶黄色と青粘土層が0.30mから9.36m,9.36m,13.52mの黒色粘土と泥炭,及び13.52mから21.50に黄褐色粘土および青砂の変化。著者らは,20cm間隔で10cmの間隔とTOC/TN(炭素/窒素比)でTOC(全有機物含有量)と安定炭素同位体組成(δ13~(13)C(org))を測定した。4試料は光刺激ルミネセンス年代測定,堆積シーケンスの年代決定を提供するために選択した。新しい独立時間スケールは,年代測定値の線形補間により得られ,表層堆積物への年代を外挿することである。結果は,これら堆積物は過去23kaで堆積した,δ~(13)C(org)は-27.84%と22.86%間で変動し,これはTOCの変化と比較することができることを示した。これらの湖沼堆積物の有機物質の安定炭素同位体組成は主に沈水植物,抽水植物の比によって決定される,すなわち,沈水植物からδ~(13)C(org)がより正の場合が,抽水植物のδ~(13)C(org)がより負である。その結果,δ~(13)C(org)は沈水植物の量と湖における抽水植物を示した,および,沈水植物,抽水植物の含有量は,湖の水深でそれぞれ測定した。この解釈とδ~(13):C(org)の変化に基づいて,イイタング湖の古環境変動は過去23kaの4期に分けて:湖沼レベルは低く,気候は23~13kaに乾燥・寒冷であった。13~9kaの間,それは完新世に氷を形成する遷移時間である。この時間後9~5kaにいくつかの短時間乾燥事象と温暖で湿潤な気候であった。5ka以来,気候が再び乾燥した。これらの新たな結果はイイタング湖の古環境進展は,地球規模の氷期-間氷期変化とこの領域での水蒸気輸送のパターンと密接に関係していることを示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気候学,気候変動  ,  年代測定  ,  堆積岩岩石学 

前のページに戻る