抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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災害発災時に被害を最小限に食い止めるには迅速かつ的確な情報の収集と伝達が重要である。そのため,即時性が高く利用者が多いという特徴を有するTwitterの発災時における利活用に大きな注目が集まっている。我々は先行研究で以下の二つのサブシステムから構成されるTwitterを用いた災害情報共有システムを実装した。(1)災害情報投稿システムDITS(Disaster Information Tweeting System):利用者の現在地の住所と災害時地域ハッシュタグ「#(自治体名)災害」を自動付与してツイートする,(2)災害情報マッピングシステムDIMS(Disaster Information Mapping System):DITSで投稿されたツイート群を地図上にマッピングして表示する。ところで,DIMSにおいて地図上にツイートをマッピングする際,対象のツイートにジオタグが付与されている場合はその情報により正確にマッピングすることができるが,ジオタグが付与されていない場合は,ツイートに記載された住所をジオコーディングしてマッピングするため,大きく位置ずれを起こすケースが存在した。そこで本研究では,DITSにツイート内にMGRSコード(UTMポイント)を自動挿入する機能を追加することにより,DIMSにおけるマッピングの精度向上を図る。(著者抄録)