特許

J-GLOBAL ID：201603002157265028

分散値変換システム、分散値変換装置、分散値変換方法、およびプログラム

発明者： 五十嵐 大 ,  千田 浩司 ,  濱田 浩気 ,  菊池 亮
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (3件)： 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  義村 宗洋
公報種別：特許公報
出願番号（国際出願番号）：特願2015-032513
特許番号：特許第5889454号
出願日： 2015年02月23日
要約：

【課題】Shamir秘密分散の分散値を複製型秘密分散の分散値へ効率的に変換する。 【解決手段】分散値変換装置p0の乱数生成部11が、分散値変換装置p1と乱数r0, r1を共有する。分散値変換装置p0の変換部12が、Shamir秘密分散値[a]0を加法的秘密分散値0へ変換する。分散値変換装置p0のサブシェア生成部13が、加法的秘密分散値0から乱数r0を減算した値a0を計算する。分散値変換装置p0のシェア生成部14が、乱数r0とr1とを加算した値a2を計算し、複製型秘密分散値{a}0=(a0, a2)を生成する。 【選択図】図2

請求項（抜粋）：

【請求項1】 3台の分散値変換装置p0, p1, p2を含む分散値変換システムであって、 i=0, 1とし、i'∈{0, 1}とし、i≠i'とし、j=2とし、 上記分散値変換装置piは、 上記分散値変換装置pi'と乱数ri, ri'を共有する乱数生成部と、 情報aのShamir秘密分散値[a]iを加法的秘密分散値iへ変換する変換部と、 上記加法的秘密分散値iから上記乱数riを減算した値aiを計算して分散値変換装置pjへ送信するサブシェア生成部と、 上記乱数riとri'とを加算した値ajを計算し、複製型秘密分散値{a}i=(ai, aj)を生成するシェア生成部と、 を含み、 上記分散値変換装置pjは、 上記値ai, ai'を受信するサブシェア生成部と、 複製型秘密分散値{a}j=(ai, ai')を生成するシェア生成部と、 を含む分散値変換システム。

IPC (2件)：

G09C 1/00 ( 200 6.01) ,  G06F 21/62 ( 201 3.01)

FI (2件)：

G09C 1/00 650 Z ,  G06F 21/62 318

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 回路素子駆動装置および回路素子の駆動方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-106363   出願人：松下電器産業株式会社
• 秘密分散装置、方法及びプログラム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2005-310056   出願人：株式会社東芝, 東芝ソリューション株式会社
• 秘密分散装置、秘密分散方法、および秘密分散プログラム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2009-179389   出願人：エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社

引用文献：

出願人引用 (2件)

• 少パーティの秘密分散ベース秘密計算のためのO(l)ビット分解およびO(p')ビット通信Modulus変換法
• 暗号理論の基礎, 19961101, 初版, p.349-355