特許
J-GLOBAL ID:201603003460446708

サーバ分散・集中化のための熱流体解析方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 谷・阿部特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-225420
公開番号(公開出願番号):特開2016-091320
出願日: 2014年11月05日
公開日(公表日): 2016年05月23日
要約:
【課題】本発明は、熱流体方程式を動的に扱いつつサーバ分散・集中化に関する目的関数を導入して一定期間における空調機の消費電力を最小化する動的なサーバ分散・集中化のための熱流体解析方法及び装置を提供する。【解決手段】本発明は、条件設定を行うためのUIを有する表示部、UIを通じて入力されたモデルパラメータ及び条件を設定するユーザ定義部、演算処理制御部及びデータ蓄積部を備え、演算処理制御部は、所定期間が経過するまで、設定されたモデルパラメータ及び条件に基づいて熱流体方程式を計算し、サーバと空調の距離に関する加重平均とラック内で隣接するサーバ間の排気温度との和を含む目的関数を最小化する計算し、所定期間経過後、コストが最小になるモデルパラメータ及び条件の組み合わせを選択して、各サーバにおける負荷量を表示部で可視化することを特徴とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
サーバを積層したラックが複数設置され、室内空調によりサーバの冷却を行うサーバルームのサーバ運用を行うためのサーバ分散・集中化のための熱流体解析装置であって、 数理方程式に関する条件設定を行うためのユーザインタフェースを有する表示部と、 前記ユーザインタフェースを通じて入力されたモデルパラメータ及び条件を設定するユーザ定義部と、 演算処理制御部と、 データ蓄積部と、 を備え、前記演算処理制御部は、所定期間が経過するまで、 前記ユーザ定義部により設定されたモデルパラメータ及び条件に基づいて熱流体方程式を計算し、 前記熱流体方程式の計算結果を用いて、サーバと空調の距離に関する加重平均とラック内で隣接するサーバ間の排気温度との和を含む目的関数が最小となるよう前記目的関数を最小化する計算を行い、当該最小化した目的関数を前記データ蓄積部に保存し、 前記演算処理制御部は、前記所定期間が経過後、前記データ蓄積部に保存した計算結果に基づいて、コストが最小になるモデルパラメータ及び条件の組み合わせを選択し、当該選択されたモデルパラメータ及び条件の組み合わせを前記データ蓄積部に保存し、前記所定時間の間における当該選択されたモデルパラメータ及び条件の組み合わせに基づいて算出された各サーバにおける負荷量を前記表示部で可視化することを特徴とする動的なサーバ分散・集中化のための熱流体解析装置。
IPC (1件):
G06F 17/50
FI (4件):
G06F17/50 612G ,  G06F17/50 604A ,  G06F17/50 634C ,  G06F17/50 612C
Fターム (3件):
5B046AA03 ,  5B046AA07 ,  5B046JA09

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