特許
J-GLOBAL ID:201603010289142491

音響信号解析装置、方法、及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人太陽国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-190189
公開番号(公開出願番号):特開2014-048399
特許番号:特許第5911101号
出願日: 2012年08月30日
公開日(公表日): 2014年03月17日
請求項(抜粋):
【請求項1】 M個(Mは2以上の整数)のマイクロホンmから出力される音響信号の時系列データを入力として、観測時間周波数成分ym,ω,t(mはマイクロホン、tは時刻、ωは周波数のインデックスである。)を要素にもつ三次元配列y^を出力する時間周波数解析手段と、 各周波数ωについて、D個(Dは1以上の整数)の音源kの各々から各マイクロホンmへの音源信号の伝達周波数特性am,k,ωを要素にもつ三次元配列a^に含まれる各ベクトルak,ω^の事後分布のパラメータ(複素正規分布の平均ベクトルmk,ω^、共分散行列Γk,ω)、各周波数ωに対する各時刻tにおいてアクティブな音源の時間周波数成分sω,tを要素にもつ二次元配列s^に含まれる各要素sω,tの事後分布のパラメータ(複素正規分布の平均μω,t、分散σ2ω,t)、各周波数ωに対する各時刻tにおいてアクティブとなる音源のインデックスを示すインジケータzω,tを要素にもつ二次元配列z^の各要素zω,tの事後分布のパラメータ(離散確率分布の各パラメータφk,ω,t)、各音源kがアクティブになる確率vkを要素にもつベクトルv^の各要素vkの事後分布のパラメータ(ベータ分布のパラメータγk,0、γk,1)、各音源kの到来方向のインデックスiを示すインジケータxkを要素にもつベクトルx^の各要素xkの事後分布のパラメータ(離散確率分布の各パラメータψk,i)、各音源kが各インデックスiの到来方向となる確率ρk,iを要素にもつ二次元配列ρ^の各ベクトルρk^の事後分布のパラメータ(ディレクレ分布の各パラメータζk,i)の各々の初期値を設定する初期設定手段と、 前記三次元配列y^が与えられたときの前記三次元配列a^、前記二次元配列s^、前記二次元配列z^、前記ベクトルv^、前記ベクトルx^、及び前記二次元配列ρ^の事後分布p(a^、s^、z^、v^、x^、ρ^|y^)と変関数q(a^、s^、z^、v^、x^、ρ^)との間の差異を表すダイバージェンスを表す関数を目的関数として、変分推論法に基づき前記目的関数を最小化するように、(k、m)の全ての組み合わせの各々における前記平均ベクトルmk,ω^及び前記共分散行列Γk,ωと、(ω、t)の全ての組み合わせの各々における前記平均μω,t及び前記分散σ2ω,tと、(k、ω、t)の全ての組み合わせの各々における前記パラメータφk,ω,tと、全てのkにおける前記パラメータγk,0、γk,1、前記パラメータψk,iと、(k、i)の全ての組み合わせの各々におけるパラメータζk,iとを更新するパラメータ更新手段と、 予め定められた終了条件を満たすまで、前記パラメータ更新手段による更新を繰り返し行う終了判定手段と、 (k、ω、t)の全ての組み合わせの各々について、前記パラメータφk,ω,t及び平均μω,tに基づいて、前記音源kの音源信号の時間周波数成分sk,ω,tを推定する音源信号推定手段と、 を含む音響信号解析装置。
IPC (2件):
G10L 21/0308 ( 201 3.01) ,  H04R 3/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
G10L 21/030 Z ,  H04R 3/00 320
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
出願人引用 (2件)
  • 混合DOAモデルに基づく多チャンネル複素NMFによる劣決定BSS
  • ディリクレ事前分布を用いた音声のスパース性に基づく音源数推定と音源分離
審査官引用 (2件)
  • 合DOAモデルに基づく多チャンネル複素NMFによる劣決定BSS
  • ディリクレ事前分布を用いた音声のスパース性に基づく音源数推定と音源分離

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