特許
J-GLOBAL ID:201603017853055515

確率型サーバ負荷分散方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 谷・阿部特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-251014
公開番号(公開出願番号):特開2016-114992
出願日: 2014年12月11日
公開日(公表日): 2016年06月23日
要約:
【課題】サーバの動的な負荷変動および熱流体現象を考慮した制約条件、ならびに不確定要素に対する近似表現を含んだ、秩序をもったサーバ負荷分散法に関する数理モデルを用いた確率型サーバ負荷分散方法および装置を提供する。【解決手段】サーバ室内の熱の分布を把握するため、サーバ室内に温度センサ160を複数配置し、温度センサ160で計測されたサーバ室内の複数の位置の温度データを収集し、温度データと負荷量データとを関連付けてデータ蓄積部121に保存する。サーバの吸気口、排気口における温度に基づき、確率型最適制御部124で、空調機とサーバとの相対距離に応じたサーバ負荷量の割り当て、隣接するサーバ間の温度差の最小化、一定負荷量より小さい場合はサーバをOFFにすることなどを考慮した後述するような確率型目的関数を作成し、確率型目的関数を最小化することで、サーバの位置に応じた最適な負荷量を算出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数のサーバが設置されたサーバ室内に温度センサを複数配置し、前記温度センサで計測された温度データに基づきサーバの負荷分散を行う確率型サーバ負荷分散装置であって、 前記サーバの数、各サーバの最大負荷量、前記複数のサーバの総負荷量、前記サーバ室内における前記複数の空調機とサーバとの相対距離を含むサーバ設置・運用条件データ、前記各サーバの負荷量データ、前記温度データを格納する記憶装置であって、前記各サーバの負荷量データと前記温度データとは関連付けて格納されている、記憶装置と、 前記温度センサで計測された吸気温度および排気温度の少なくとも一方に基づき、空調機とサーバとの相対距離に応じたサーバ負荷量の割り当てと、隣接するサーバ間の温度差の最小化とに関する目的関数を含む確率型目的関数を作成し、前記確率型目的関数を最小化する計算を行う確率型最適制御部と、 前記確率型目的関数を最小化した結果に基づき、サーバの配置ごとに割り当てる個別の負荷量を算出するサーバ負荷量割り当て部と、 を備えたことを特徴とする確率型サーバ負荷分散装置。
IPC (3件):
G06F 9/50 ,  G06F 1/20 ,  G06F 1/26
FI (3件):
G06F9/46 465D ,  G06F1/00 360D ,  G06F1/00 334P
Fターム (6件):
5B011DA01 ,  5B011EA01 ,  5B011FF01 ,  5B011FF03 ,  5B011JA24 ,  5B011MA13

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