特許
J-GLOBAL ID:201603018281019012

秘密計算装置、秘密計算方法、およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  義村 宗洋
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-126179
特許番号:特許第5957126号
出願日: 2015年06月24日
要約:
【課題】秘密計算による空値検査を効率化する。 【解決手段】秘密計算装置は、分散装置が生成した、対象ビット列1100が表す値の秘密分散値を用い、秘密計算により、対象ビット列1100をローテーションし、最上位ビットの値を最上位ビットよりも下位の検査ビット1201の値とした検査ビット列1200が表す値の秘密分散値を得る。ただし、対象ビット列1100は、最上位ビットが1の場合に空値に対応し、最上位ビットが0の場合に実数値に対応する。次に、秘密計算装置は検査ビット列1200が表す値の秘密分散値を用い、秘密計算により、検査ビット列1200の最下位ビットから検査ビット1201または1211までのビット値の秘密分散値を得る。 【効果】検査ビットが最下位に近いほど秘密計算の対象となるビット数を小さくでき、通信量および/または通信段数を削減できる。 【選択図】図5
請求項(抜粋):
【請求項1】 最上位ビットが1の場合に空値に対応し、最上位ビットが0の場合に実数値に対応する第1対象ビット列が表す値の秘密分散値を用い、前記第1対象ビット列の最上位ビットの値を最上位ビットよりも下位の第1検査ビットの値とした第1検査ビット列が表す値の秘密分散値を得る第1検査ビット列取得部と、 前記第1検査ビット列が表す値の秘密分散値を用い、前記第1検査ビット列の最下位ビットから前記第1検査ビットまでのビット値の秘密分散値を得る第1空値検査部と、 を有する秘密計算装置。
IPC (1件):
G09C 1/00 ( 200 6.01)
FI (1件):
G09C 1/00 650 Z
引用文献:
出願人引用 (2件)
  • 小さい法を用いたセキュアマルチパーティ計算のビット演算の効率化
  • 少パーティの秘密分散ベース秘密計算のためのO(l)ビット通信ビット分解およびO(|p’|)ビット通信

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